ナオミ介護学校
2024-03-13 10:10:01
ミャンマーに新設されたナオミ介護学校の特色と未来への道筋
ミャンマーに新たな介護の未来を築く
2024年3月18日、ミャンマー・ヤンゴンでZERO2ONE社が設立したCANAEL社が、介護福祉士の資格取得を目指す「ナオミ介護学校」を開校しました。この学校は、日本語学校や職能訓練の側面を持ち、多くのミャンマー人が日本の介護業界で活躍できるような人材を育成することを目的としています。
なぜミャンマー人を選んだのか?
日本では労働力不足が深刻化しており、特定技能制度を活用する外国人労働者が増える中で、特にミャンマー人が日本での日本語学習者数でトップとなっています。実際、介護技能試験でもミャンマー人が圧倒的な合格者数と合格率を示しており、日本の介護現場を支える重要な存在となることが期待されています。多くのミャンマー人は仏教徒であり、他者を助ける習慣が根付いています。
介護福祉士資格の重要性
特定技能1号ビザでは、外国人は日本での働ける期間は最大5年と制限されています。そのため、より長期間にわたって日本で働くためには、介護福祉士資格を取得して介護ビザを得ることが不可欠です。ナオミ介護学校では、この資格を100%取得することを目指しています。
ナオミ介護学校の特徴
ナオミ介護学校は、優秀な介護人材を育成するための3つの秘密を持っています。
1. 日本水準の介護教育
日本ホームヘルパー協会と提携し、日本の介護教育カリキュラムに沿った教育を提供します。座学だけでなく、実践的なトレーニングも行い、入浴や食事、排泄の介助に関するスキルを身につけます。
2. 全寮制の徹底したトレーニング
出国前の5か月間は全寮制で、厳しいカリキュラムのもと日本語と職能のトレーニングが行われます。この期間中に身につけた規則正しい生活スタイルとチームワークが、介護業界での高い定着率に繋がります。
3. 日本人教師との実践的な授業
日本人の学生インターンが生徒とマンツーマンで授業を行い、自然な日本語を使用したコミュニケーション能力を育てます。また、料理長による料理講座もあり、心のこもった食事作りについても学ぶことができます。
未来に向けた架け橋
ナオミ介護学校は、日本とミャンマーをつなぐ架け橋としての役割を果たすことを目指しています。介護職の人材不足に悩む日本の介護事業者にとって、ミャンマーの生徒たちは貴重な存在となるでしょう。
南アジアの国から来る優秀な介護人材が、日本の介護業界で生き生きと活躍することを願っているのが、この学校の全ての関係者の思いです。困っている介護事業者様には、協力していただける機会をぜひご検討いただきたいです。私たちは、未来に明るい希望を持ち続けているのです。
会社情報
- 会社名
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ZERO2ONE COMPANY LIMITED
- 住所
- 目黒区南2-4-20
- 電話番号
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03-3724-6141