中国ドラマ「蓮花楼」の原作小説が日本へ
2025年3月25日、待望の中国ドラマを原作とした小説「蓮花楼(れんかろう)」の日本語版が全国の書店で発売されます。その第1巻となる「蓮花楼1」は、出版社である日販アイ・ピー・エス株式会社が手掛ける新しい出版レーベル「ヴォワリエブックス」から刊行されるものです。
この作品は、SNSで話題になり、2023年の国剧盛典で16冠を達成するなど、数々の賞を受けた大ヒット作で、読者からも高い評価を受けています。原作小説は全4巻構成で、今後の巻も順次発売予定です。
小説の内容と登場人物
「蓮花楼」は、放浪の医師・李蓮花が主人公です。彼は移動式の住居兼診療所「蓮花楼」を引きながら旅をし、様々な怪事件に遭遇します。そんな中で、武林の御曹司・方多病とともに事件を解決していく様子が描かれています。物語が進行する中で、10年前に邪教「金鴛盟」の門主と戦い、死んだと思われていた武術の名手ではないかという疑惑が浮上し、緊迫感が増します。この時代背景を持った謎解きとファンタジーが交差する作品です。
ドラマ版の成功
この小説の原作となった中国ドラマ「蓮花楼」は、俳優チョン・イーやツォン・シュンシー、シャオ・シュンヤオといった人気俳優が出演し、配信開始から瞬く間に視聴者の心を掴みました。微博の話題閲覧数は682億回を超え、作品評価サイト豆瓣では平均8.5点という高評価を獲得しています。日本ではBlu-ray&DVD-BOXもリリース中で、2025年2月からはCS放送女性チャンネル♪LaLa TVでの放送も決定しています。
作品の特長と発表の背景
「蓮花楼」というレーベル名には、フランス語で「帆船」を意味する「VOILIER」の名が付けられています。これは、作品を通じてファンや関わる人々を「外の世界」へ導く存在でありたいという願いが込められています。ヴォワリエブックスは2023年6月に設立され、この作品はその発売第1弾でもあります。これからも多くの作品を通じて新たな物語を届けてくれることでしょう。
現在、「蓮花楼1」はAmazonや楽天ブックス、HonyaClubなどで購入可能です。
まとめ
「蓮花楼1」の発売は、中国文化やドラマに興味がある読者にとって嬉しいニュースです。これを機に中国のエンタメに触れ、新たな物語の世界へ飛び込んでみてはいかがでしょうか。ぜひ全国の書店やオンラインでチェックしてください。