40周年を迎える『天使のたまご』の魅力
1985年に誕生したアニメーション『天使のたまご』が、40周年を記念して特別展『天使のたまご 40th anniversary exhibition』を開催します。魅力的な映像美とユニークな物語でファンを虜にしてきたこの作品は、原案・脚本・監督を押井守氏が手がけ、アートディレクションを天野喜孝氏が担当することで知られています。
開催概要
展覧会は、2025年11月21日から12月14日まで、東京都渋谷区にある渋谷シネクイントにて開催されます。『天使のたまご』の4Kリマスター上映も行われ、圧倒的な映像美が新たな形で鑑賞できるチャンスです。展覧会では、押井監督と天野氏が共有したイメージを元にした約200枚のイメージボードから厳選された作品が展示され、オリジナルグッズも販売されます。
記念上映と展覧会
4Kリマスター版は、カンヌ国際映画祭でのワールド・プレミア上映を経て、日本ではドルビーシネマ限定で11月14日から先行公開されます。全国の映画館でも順次上映開始されるため、映画ファンにとっては見逃せないイベントです。
今回の展覧会では、イラストボードやアニメーションの場面を用いた多彩なオリジナルグッズも多数登場します。中でも、作品の模写やイメージを基にしたアイテムは、ファンにとって価値あるコレクションとなることでしょう。
作品のストーリー
『天使のたまご』は、忘れ去られた街でたまごを守る少女と鳥を探す少年の出会いを描いています。このストーリーは、彼らが廃墟の中で交わす言葉や感情を通じて、孤独や友愛をテーマにしています。映像と物語の美が折り重なることで、視覚的にも感情的にも深い体験が得られます。
40年間にわたって愛されてきたこの作品が、今なお多くの人々を引き寄せる魅力は何なのでしょうか? それは、絶え間なく新しい感覚を提供してくれる映像美や、思索を促す物語運びにあるのかもしれません。
チケットと料金
入場には通常の映画料金が適用され、展覧会の入場料は500円(税込)です。また、グッズショップへの入場は無料となっています。
全体のイベントは、パルコ主催のもと、天野喜孝事務所、徳間書店、徳間ジャパンコミュニケーションズ、GALLARY Wなどが協力しています。公式サイトやシネクイントのサイトでの詳細情報もぜひチェックしてください。
この機会に、40年の時を経て新たに蘇る『天使のたまご』の世界に触れてみてはいかがでしょうか。アニメのファンと共に新たな感動を体験する素晴らしい機会です。