宮崎県日之影町「青雲橋」に急速EV充電器が導入決定
Terra Charge株式会社が、宮崎県日之影町の道の駅「青雲橋」に50kW出力の急速充電器を導入することが発表されました。この決定は、2050年のカーボンニュートラルを目指し、電気自動車(EV)の普及を促進する背景が影響しています。
EV充電インフラの重要性
経済産業省は2030年までにEV充電器の設置を30万口に増やす目標を掲げており、充電インフラの整備が急務とされています。また、道の駅は従来、通過するドライバー向けの休憩場所としての役割が強調されていましたが、地域活性化や防災の観点から、今後はより多機能な拠点に変わることが求められています。
特にEVは災害時に「走る蓄電池」としての価値があります。電力が復旧していない地域に電気を供給できるため、充電器は地域住民や観光客にとってのインフラとしての役割だけでなく、緊急時には大変重要な存在となります。
青雲橋の魅力
道の駅「青雲橋」は国道218号線沿いに位置し、青雲橋のすぐそばにあります。青雲橋は高さ137メートル、長さ410メートルの美しいエレベーションを誇る橋です。2019年にリニューアルオープンした道の駅では、地元の特産品が販売されており、訪れる人々を楽しませています。
観光案内所も併設されており、森林セラピーやわら細工、竹細工体験など地元の文化を体験できる場所でもあります。
このように、道の駅は観光名所としてだけでなく、地域文化を育む拠点としても機能しており、EV充電器の導入はその成長をさらに後押しするでしょう。
テラチャージの特徴
Terra Chargeの充電サービスは、自治体にとって低コストで運用可能な点が魅力です。初期費用や維持管理費用を無料にすることで、全国各地での充電器設置が進められています。また、充電器は日本製で部品の欠品リスクが少なく、充実した課金決済や管理機能、24時間体制のサポートセンターを完備しています。
設置される急速充電器は1基で、充電器の使用は非常に便利です。ユーザーはモバイルアプリを通じて登録し、簡単に充電スポットを探し、利用料金を決済することができます。コールセンターは365日対応しており、利用者に安心感を提供します。
今後の展望
電気自動車の普及が進む中、道の駅における充電インフラの整備は地域経済や防災に貢献する新たな試みとして注目されています。日之影町の道の駅「青雲橋」に新たに導入されるテラチャージのEV充電器は、地域の魅力を高めるだけでなく、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。多くの方々がこの新しい拠点を訪れ、日之影町の自然や文化を楽しむことを期待しています。
施設情報
- - 施設名: 道の駅青雲橋
- - 所在地: 宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折8705-12
- - 充電器仕様: 急速充電器(50kW)1基
- - URL: 青雲橋