越境ECにおけるファッションブランド人気ランキングの発表
株式会社FROM JAPANと楽天グループ株式会社が運営する「楽天ラクマ」は、国別に取引数が多いファッションブランドの最新ランキングを発表しました。この取り組みは、2024年に行われた調査に基づいており、特に取引が活発な10ヶ国に焦点を当てています。これにより、世界のファッション市場での日本ブランドの躍進が顕著に表れています。
アメリカのファッショントレンド
アメリカにおける越境取引では、「LOUIS VUITTON」が3年連続で首位を獲得しました。続いて「GUCCI」、3位には「CHANEL」が入っており、「COACH」と「UNIQLO」が新たにトップ5に名を連ねています。特に「LOUIS VUITTON」の人気商品は長財布であり、その中でも「ヴェルニ」ラインの製品が多く取引されています。この地域では、20代の利用者が多く、特にラグジュアリーブランドへの需要が高まっています。
香港とラグジュアリーブランド
香港では、住民の多くが40代の男性であり、ファッションブランドの選好は明確にラグジュアリーなアイテムに向かっています。「Supreme」が昨年に続き1位を保っており、続いて「HERMES」や「CHANEL」が名を連ねています。香港市場では、コレクターやブランド価値を重視する傾向から、ヴィンテージ商品が高い支持を得ています。
イギリス市場のユニークな傾向
イギリスでは、「HERMES」が首位を保持し、その中で特にネクタイの需要が顕著です。日本ブランドである「G-SHOCK」と「ISSEY MIYAKE」がトップ5に入り、テキスタイルデザインと機能性の融合が魅力となっていることが伺えます。
オーストラリアとCOACHの人気
オーストラリア市場では「COACH」が2年連続で首位を獲得しています。男女比が半々で、特に若年層の支持を受けており、実用的なシグネチャー柄のアイテムが人気です。「SEIKO」もランクインし、日本の品質が高く評価されています。
オランダでのGUCCIの台頭
オランダでは、「GUCCI」が1位に上昇しました。ショルダーバッグの需要が高まっており、特に「GGキャンバス」シリーズが好調です。20代女性の支持を得ている点にも注目です。
カナダの日本ブランドの強み
カナダ市場では、「SEIKO」が首位を獲得し、「UNDERCOVER」が2位にランクインしました。日本のファッションブランドが徐々に人気を集めていることが確認できます。特にアナログ腕時計やメンズファッションが高い支持を受けています。
台湾における日本ブランド
台湾市場では、「GRACE CONTINENTAL」や「Wacoal」が上位に入り、特に女性向けファッションやインナーが盛況です。高級感を持つ商品が支持されている背景には、台湾の消費者が求める品質とデザインの高さがあります。
フランスでの高級腕時計の人気
フランスでは「GUCCI」が昨年に引き続き首位ですが、特に高級腕時計の需要が目立っています。自国ブランドも好まれており、若年層にアナログ時計が注目されています。
シンガポールでの日本ブランドの影響
シンガポール市場でも「SEIKO」の人気が続いており、「G-SHOCK」と「ISSEY MIYAKE」もランク入り。特に30代男性の利用が多く、時計とメンズファッションの需要が高い状況です。
ドイツ市場の変化
ドイツでは、「GUCCI」が連続して首位を保持していますが、日本のブランド「TORNADO MART」「EDWIN」「HYSTERIC GLAMOUR」が新たにランクイン。品質の高さがドイツ市場で支持される結果となっています。
まとめ
これらのブランドが国によって受け入れられる背景には、各地域の消費者の価値観や文化が大きく影響しています。「FROM JAPAN」と「楽天ラクマ」は、今後も越境取引を促進し、持続可能な循環型EC市場を築くための取り組みを進める意向を示しています。特にリユース品におけるラグジュアリーブランドの需要や、日本ブランドの信頼性が注目されている今が、日本のファッションブランドにとって絶好のチャンスです。