デジタル化で経費削減
2024-08-30 14:18:59

キッセイ薬品、請求書デジタル化で約42万円のコスト削減を実現

キッセイ薬品が「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入



キッセイ薬品工業株式会社は、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入しました。この取り組みにより、月間約42万円ものコスト削減を実現しました。請求書業務にデジタル技術を取り入れることで、経理プロセスが飛躍的に効率化され、業務の生産性も向上しています。

導入前の状況


キッセイ薬品は全国に10の支店を有し、医薬品を特約店を通じて医療機関に供給しています。導入前の請求書発行業務は、各取引先ごとに印刷した請求書を仕分けし、封入して郵送するという手間がかかるものでした。

また、郵送に要する時間の問題もあり、取引先からの迅速な請求書の送付要望にも応じられていない状況でした。さらに、自社の販売管理システムの消費税計算が法改正に対応していなかったため、導入を決定する要因となりました。

導入の理由


「BtoBプラットフォーム 請求書」の導入を決めた理由は、消費税計算を自動的に行える機能や、インボイス制度、電子帳簿保存法に対応している点です。これにより、業務の効率化だけでなく、取引先へのメリットも考慮しました。また、業界内の信頼できる企業からの推薦も大きな安心材料となりました。

導入後の効果


導入後、キッセイ薬品の業務プロセスは大きく変わりました。請求書は特約店146社に発行されていますが、すでに117社がデジタル化をしており、請求書発行も迅速化。以前は郵送が必要だった請求書が、導入後は直ちに電子的に送信され、さらなる迅速性を実現しました。

本社の財務管理部は、データをアップロードするだけで請求書を発行できるようになり、作業時間が大幅に短縮されました。これにより、印刷や郵送にかかるコストを含め、月間約12万5千円の削減に成功しています。

また、請求書の受取業務においても、月間約30万円の人件費削減を見込んでおり、業務効率の向上に寄与しています。

統一された通知書と透明性の確保


「BtoBプラットフォーム 請求書」を用いることで、支払通知書の書式もインボイス制度に対応した統一フォーマットになりました。これまではエクセルや手書きの書式が混在していましたが、今ではスムーズな業務運営が可能となっています。

将来の展望


キッセイ薬品は、今後もこのデジタル化の流れを活用し、医薬品業界特有の課題解決に向けた業務効率化に努めていく考えです。支払い関連業務の透明性確保や、そのデジタル処理を模索している中で、「BtoBプラットフォーム 請求書」が他の課題にも関連する可能性があります。

この導入の成功を受けて、キッセイ薬品はさらなる業務改善のために努力していく意向を示しています。


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会社情報

会社名
株式会社インフォマート
住所
東京都港区海岸1-2-3汐留芝離宮ビルディング13階
電話番号
03-5776-1147

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