『公式角川文庫横溝正史カバー画集』の魅力
2025年12月1日、株式会社KADOKAWAから、杉本一文著『公式角川文庫横溝正史カバー画集』が待望の刊行を迎えます。この画集は、1971年から横溝正史の数々の作品のカバー装画を手がけてきた杉本一文氏の集大成ともいえるものです。特に、横溝正史のファンにとっては見逃せない一冊となることでしょう。
特典付き予約受付中
現在「カドスト」や各書店、オンラインストアでは、この画集の予約を受け付け中。特に「カドスト」限定の特典として、『八つ墓村』の装画がデザインされたオリジナルポストカードが付属します。
この特典はファンにはたまらないアイテムですので、予約をお急ぎください!
画集の内容と魅力
本書では、杉本氏が手がけたカバー装画が120点以上収録され、フルカラーで豪華な装幀が楽しめます。装丁はクロス装の上製本で、トレーシングペーパーに金箔押しを施した特別仕様です。この豪華さは、単なる文庫本のカバー画集を超え、アートとしての価値も持っています。
さらに、巻末には杉本氏のロングインタビューが掲載され、彼が48年間にわたって横溝作品のカバー装画を担当してきた背景や、それにまつわるエピソードを知ることができます。また、年譜も収録されており、杉本氏の画業の軌跡をたどることができます。
杉本一文と横溝正史
杉本一文は1971年に横溝作品のカバー画を初めて担当し、その魅力はあらゆる世代の読者に支持され続けています。特に、彼が手がけたカバー画は、当時の角川映画ブームにも恩恵を受け、多くの人々に影響を与えてきました。近年の復刊作品と共に、名作たちのカバーも再評価されており、その印象を語る読者も後を絶ちません。
今回の画集では、名作『犬神家の一族』『八つ墓村』『本陣殺人事件』などのカバー画を大サイズで掲載し、原画の迫力を伝えています。ファン必見の内容となっています。
書誌情報
書名: 『公式角川文庫横溝正史カバー画集』
著者: 杉本一文
発売日: 2025年12月1日(月)
定価: 8,250円(本体7,500円+税)
体裁: B4判変形(縦297mm×横230mm)/上製/160ページ/オールカラー
ISBN: 978-4-04-116793-9
この画集は、角川書店創立80周年記念として出版されるため、特に意義深い一冊となっています。今後も杉本氏の活動には注目が集まりそうです。どの作品も、彼の独自の視点と表現力で描かれ、多くの人々を魅了し続けています。
これは、文学作品の世界とアートの接点を垣間見る貴重な機会でもあります。ぜひ、手にとってその魅力を直接感じてみてください。