千葉・佐原で楽しむ季節限定のかき氷スポット5選

千葉・佐原で楽しむかき氷特集

千葉県の北東部に位置する香取市・佐原は、江戸時代には利根川を活かして商業が栄えた歴史ある町です。今でも江戸情緒を感じさせる町並みが観光地としても人気ですが、実は“かき氷激戦区”でもあります。町の中心から半径2km以内に10店舗以上のかき氷専門店が集まり、それぞれが独自のアイデアを凝らしたメニューを提供しています。現在開催中の「江戸優り佐原のかき氷2025スタンプラリー」では、参加店舗を巡って楽しむことができ、特別な体験を提供しています。ここでは、今訪れるべき5店舗を厳選してご紹介します。

1. 甘味処いなえ

町名にちなんで名づけられた「いなえ」は、明治時代の町家と土蔵が融合した甘味処です。東日本大震災の復興を経て、震災で落ちた瓦などを上手く取り入れた空間作りが特徴的です。夏には行列ができるほど人気のかき氷メニューが豊富で、特に「和三盆すだち」と「PREMIUMヨーグルト」が絶品。手作りのシロップが使われた冷たいデザートが、中庭を眺めながら楽しめます。

2. 醸し処和ぎ

地域の発酵文化を祝う「醸し処和ぎ」では、体に優しいおむすびとともに「発酵かき氷」という新しいスタイルのデザートを楽しめます。厳選された米で作る自家製甘酒を使用したかき氷は、いちご甘糀など旬の果実に合わせて変化していくため、訪れるたびに新しい味が楽しめます。

3. ごはんカフェラクエ

レストランとしても人気の「ごはんカフェラクエ」では、ユニークな創作かき氷が楽しめます。特に夏限定の「もろこしとおしょうゆみるく」や、「かんきつミックスとロンネフェルト紅茶」など、シェフが手がけたシロップは絶対に試す価値あり！

4. 御菓子司虎屋

460年以上の歴史を誇る「御菓子司虎屋」は、天然氷を使用した「さくら氷菓子」が人気です。伝統的な和のスイーツとともに、夏季限定の氷菓子も楽しめます。特に、自家製餡を使ったスイーツは、一口で日本の伝統を感じさせてくれます。

5. 珈琲玉澤

佐原で新たな風を吹き込む「珈琲玉澤」では、季節限定の「スノーウィーラテ」が特徴的。珈琲豆をアクセントにしたかき氷は、清涼感があり、エスプレッソをかけて味変も楽しめます。カフェとしてのこだわりと新感覚のかき氷を融合させたユニークな体験が得られます。

この夏、佐原で味わう特別なかき氷の数々を体験してみてはいかがでしょうか。江戸情緒漂うこの町で、夏のひんやりした魅力を存分に楽しむことができるでしょう。