BONX、建設DX研究所に参画
株式会社BONX(東京都中央区日本橋、代表取締役:宮坂貴大)は、建設業界におけるDX推進を目指す任意団体「建設DX研究所」に新たに参加することを発表しました。これは、建設業界が抱える労働環境、生産性の低下、人手不足といった課題を解決するための重要な一歩となるでしょう。
参画の背景
国内の建設業界は65兆円を超える巨大な市場であり、500万人以上の人々がこの業界で働いています。しかし、その一方で労働環境の厳しさや生産性の低下、人手不足といった深刻な課題も山積しています。こうした課題への対処は、建設DXの推進によって可能になると考えられています。
BONXは、「世界は僕らの遊び場だ」というビジョンの下、現場コミュニケーションのワンストップソリューション「BONX WORK」を展開しており、過去にも多くの取り組みを通じて建設業界の課題に取り組んできました。今後は、建設DX研究所の参加企業と協力し、BONXの音声技術と他の先端技術を組み合わせ、新たなソリューションを創出します。
BONXの取り組み
BONXが最近行った建設業界向けの取り組みを紹介します:
- - NETIS登録技術: BONX WORKは国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されており、公共工事においても数多くの活用実績があります(登録番号:KT-230213-A)。
- - セーフィー社との提携: 2024年11月には、クラウド録画サービス「Safie」を提供するセーフィー株式会社と資本業務提携を締結しました。映像と音声を組み合わせた現場ソリューションの共同開発で連携を強化しています。
- - 大手ゼネコンでの導入: 西松建設をはじめとする大手ゼネコンでも導入が進んでおり、現場の安全性と生産性向上に寄与しています。
- - ソリューション開発: 建設現場特有のニーズを理解し、多人数同時通話技術を実装した現場向けソリューションを提供しています。
BONXの強みと将来の展望
BONXのウェアラブルデバイスと音声コミュニケーションプラットフォームは、リアルタイムでの情報共有、多人数同時通話、騒音下でのクリアな音声など、建設現場の様々な課題を解決します。特に、BONX WORKは単なるコミュニケーションツールではなく、他のサービスとの統合によってさらなる価値を創出できます。このような連携を通じて、現場の従業員に響く音声情報の提供や、システムとの統合を実現します。
BONXは、建設DX研究所を通じて他の参加企業との連携を進め、業界全体の発展への貢献を目指しています。
建設DX研究所の代表、岡本杏莉氏は、「新たなメンバーの参加により、技術交流やイノベーション創出の機会が広がることを期待しています」と述べ、さらなる発展に向けた意気込みを語っています。
BONXの代表取締役の宮坂貴大氏は、建設現場が抱える独自の課題を認識しながら、最適なソリューションを提供する意義を強調しています。今後もこれまでの活動を発展させ、建設業界のさらなるイノベーションを促進するつもりであると語っています。
建設DX研究所とは
建設DX研究所は、建設業界におけるデジタルトランスフォーメーションを推進する任意団体です。2023年1月に設立され、業界の課題解決に取り組むため、政策提言や情報発信、勉強会の開催など多岐にわたる活動を行っています。
詳しい情報は、公式サイト(https://construction-dx.org/)でご確認いただけます。
BONX WORKについて
「BONX WORK」は、建設現場でのコミュニケーションを最大化するためのソリューションです。リアルタイムのグループ通話やユニットトーク、プライベートトークなどの機能に加え、テキストチャットや録音、文字起こし機能を備えています。これにより、現場で働くデスクレスワーカー同士を「常時接続」し、快適なコミュニケーション環境を提供します。詳細は公式サイト(https://bonx.co/work/)をご覧ください。
株式会社BONXは、2014年に設立されて以来、デジタルサービスを現場に届ける立場を活かし、建設業界における新たな価値創造に挑んでいます。公式サイトはこちら(https://bonx.co/ja/)をご訪問いただけます。