建設現場や物流倉庫での搬送作業は、日々の業務の中で非常に重要な役割を果たしています。しかし、その一方で大量の資材を運ぶ運搬作業は労力を必要とし、働く人々にとって負担となっています。そんな中、株式会社アクティオが新たに提供する半自動ロボット搬送台車「ストローダー®」が注目されています。
この「ストローダー」は、株式会社大林組と株式会社坂井電機との共同開発によって誕生しました。リモコン操作により、重量物の搬送を効率的に行うこのロボット台車は、2025年7月1日からレンタルが可能になり、さまざまな現場での使用が期待されています。
リモコン操作の利便性
「ストローダー」の最大の特長は、ゲームパッドを採用した無線コントローラーです。これにより、重い荷物を搬送する作業員が運転資格を持たなくても、簡単に操作することができます。資格を取る手間や時間を省けるため、即戦力となるのが大きな利点です。
ジャッキアップ機能
さらに、特別な機能としてジャッキアップ機能が搭載されています。これにより、荷物を載せた状態の台車の下に潜り込み、スムーズに運搬することが可能になります。この設計は、作業員が荷物の積み替えを行う必要をなくし、作業の効率化と共に負担を軽減する役割を果たしています。
メカナムホイールによる高い機動性
「ストローダー」はメカナムホイールを搭載しており、前後左右、斜め方向への移動が自由自在です。これにより、狭い通路やその場での旋回、さらには斜面や段差も容易に乗り越えることができます。建設現場のように日々変化する環境でも柔軟に対応可能な設計となっています。
様々な分野での活躍が期待
アクティオは「ストローダー」のレンタルを通じて、建設現場や大型工場、物流倉庫での作業を省人化・省力化し、効率的で安全な作業環境の実現を目指します。このような新しい技術の提供は、業界全体の生産性向上に貢献し、無理のない働き方をサポートするものです。
ロボット技術の進化は目覚ましく、今後ますます多くの現場での導入が期待されます。特に「ストローダー」はその手軽さと機能性から、今後の建設業界における重要なツールとなるでしょう。アクティオは「レンサルティング」のノウハウを活かし、今後も生産性を向上させるためのサービスや製品を提供し続けるとのことです。
この機会に、ぜひとも「ストローダー」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。効率的な作業環境の構築を手助けするこのロボット台車が、未来の働き方を変えるかもしれません。
*ストローダーは株式会社大林組の登録商標として認識されています。
【問い合わせ先】
株式会社アクティオ 建築保安事業部
TEL:03-6666-2548