アランマーレ富山とTIGETが結ぶ新たなマーケティングの形
富山県射水市に拠点を置く女子ハンドボールチーム、アランマーレ富山が、イベントプラットフォーム「TIGET」を運営する株式会社grabssとオフィシャルマーケティングパートナー契約を結びました。この提携により、アランマーレ富山は、デジタル技術を活用したファンマーケティングの強化と新たな商品企画・開発を推進することを目指します。
TIGETとは?
TIGETは、すでに30万件以上のイベントを取り扱っており、15,000組を超える様々な事業者によって利用されています。このプラットフォームは、単なる電子チケット販売を超え、顔認証技術を使ったチケット処理、定価での再販、そしてマーチャンダイズ販売まで、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。
新しい観戦体験「TIGETシート」
アランマーレ富山は、新たな企画として「TIGETシート(仮称)」を発表しました。この企画では、コアファン層とライトファン層向けの二種類のシートを販売し、より良い観戦体験を提供することを目指します。観戦者のニーズに応じたシートの販売により、新たなスポーツ観戦の価値を創出する狙いです。
データの統合でDXを推進
また、アランマーレ富山は同じくgrabssと契約を結んだアランマーレ秋田とともに、双方の購入データを統合する取り組みも進めています。このデータの共有により、スポーツ事業全体のデジタルトランスフォーメーションを促進し、ファンに対して必要な情報を適切なタイミングで提供できる仕組みの構築を目指しています。
アランマーレ富山の特徴
設立は2016年で、地域密着型の活動に重きを置いているアランマーレ富山は、「地域の皆さまに愛され、共に成長できるチーム」をモットーにしています。これにより、スポーツを通じて地域社会の発展にも貢献しています。
結論
アランマーレ富山とTIGETの提携は、スポーツ界におけるデジタル化の一環として非常に重要な意味を持ちます。新しいマーケティング手法や観戦体験を通じて、ファンとともに成長する姿勢が、更なる発展を促すでしょう。地域と共に歩み、スポーツ文化の発展に寄与するアランマーレ富山の今後に目が離せません。