OKIクロステック株式会社(以下、OXT)は、2024年7月に「くるみん認定」を取得したことを発表しました。この認定は、厚生労働省が定めたもので、子育て支援に特化した企業としての成果を証明するものです。OXTは、ICTシステムや電気設備の設計・構築・保守・運用を行う企業であり、社長の冨澤博志氏のもと、子育て支援に力を入れています。
くるみん認定とは
「くるみん認定」は、次世代育成支援対策推進法の下で制定された制度で、子育て支援を行う一般事業主行動計画を策定し、その活動が一定の基準を満たす企業に与えられます。OXTは、社員が育児と仕事の両立を図れる環境を整え、職場の文化を醸成することを目指しています。
具体的な取り組み
OXTの取り組みは2020年4月から2023年3月までの計画期間に基づいています。以下にその具体的な施策について紹介します。
1.
職場環境の整備
- 年次有給休暇の時間単位での取得が可能になる運用ルールを整備しました。
- 子育てを目的とした休暇制度の見直しを行い、柔軟な取得を促進。
- テレワーク制度の改定により、申請方法が緩和され、日数制限が廃止され、新たに手当も設けました。
- 時間外労働の削減に力を入れています。
- 男性社員の育児休業取得率は45%で、2023年度には79%に上昇しています。
2.
休職者サポート
- 出産や育児に関する制度の説明動画や資料を公開し、育児休職者へのサポートを強化。
- 男性の育児休業に関するインタビューや事例紹介を通じて、取得を推進しています。
- 復職時の面談も実施し、育児との両立をサポート。
- 女性社員へのインタビューや事例紹介を行い、復職への道をサポートしています。
今後の展望
OXTは今後も、育児と仕事の両立を可能にする職場環境を整え、全社員がその能力を発揮できるよう努めていく方針です。社員一人ひとりが輝ける企業を目指して、さらなる取り組みを続けていくことでしょう。
OXTは、育児支援だけでなく、全ての社員が充実した働き方を実現できる企業文化の構築に向けて、これからも邁進します。