MIKAWAYA21の新たな挑戦、MAGOボタンの魅力
近年、シニア層のためのIoTデバイスが注目を集めています。MIKAWAYA21は、その先駆けとして「MAGO(まご)ボタン」を開発しました。これは、シニアが安心して暮らせる社会の実現を目指すためのデバイスです。この度、Yahoo! JAPANの「myThings Developers」に正式に採用されることとなり、注目が集まっています。
MAGOボタンの特長
MAGOボタンは、100歳のおじいちゃん・おばあちゃんでも使えることをコンセプトにしています。非常にシンプルな設計で、ACアダプターをコンセントに挿すだけで準備が整い、インターネット回線やWi-Fi設定も不要です。また、少ない機能に特化しているため、使用がとても簡単です。
必要最低限の4つの機能
1.
天気・災害情報: ボタンは「Yahoo!天気」や「Yahoo!防災情報速報」と連携し、居住地域の天候や最新の災害情報をリアルタイムで提供。また、災害時にはボタンを1回押すことで安否確認が可能です。
2.
暮らしの情報: ゴミ出しの日や自治体からのお知らせを忘れがちなシニア向けに役立つ情報を通知します。
3.
家族とのコミュニケーション: 家族からのメッセージを簡単に受け取れて、ボタンを1回押すだけで固定メッセージを送信できます。専用アプリも開発中です。
4.
コンシェルジュサービス: ボタンを2回押すと専用コールセンターが家に連絡し、さまざまな相談に乗るサービスを提供します。
本体は7色(青、赤、ピンク、黄色、緑、白、黒)から選べ、オリジナルロゴのプリントも可能です。詳細は
公式サイトで確認できます。
MAGOボタンの社会的意義
MAGOボタンを導入した企業は、シニア世帯との関係を深めることができます。シニアがボタンを通じて社会とつながることで、安心感を得やすくなり、孤独感の軽減にも寄与します。ある意味で、ボタンはシニア層が地域コミュニティとつながる架け橋となるのです。
今後の普及目標
2020年には65歳以上の一人暮らしが700万人に達する見込みです。その中で、インターネットを使えない高齢者も多く存在しています。このため、MIKAWAYA21はインターネットに接続できないシニアにMAGOボタンを普及させる目標を持っています。IoTを活用したこの新しい社会システムの構築に向け、企業の協力を求めています。
MAGOボタンに関する製品情報
- - 製品名: MAGO(まご)ボタン
- - 価格(予定): 4万円前後(税別、通信費5年間込み)
- - 付属品: ACアダプター・アンテナ(2本)・取扱説明書
- - 商品お届け時期: 2017年7月以降(受注生産)
企業情報
MAGOボタンはただのデバイスではなく、シニアが安心して暮らすための重要なツールとして、今後ますます期待される存在となることでしょう。