地域脱炭素をテーマにしたセミナーが大盛況で開催
2024年11月13日、地域脱炭素をテーマにしたセミナーが、三井住友銀行や各社の協力のもと開催されました。本イベントには、金融機関や事業会社から総勢90名が参加し、地域におけるサステナビリティの取り組みについて熱い議論が繰り広げられました。
セミナーはこれで3回目となり、常に進化する環境問題に対応するため、最新の施策や技術について情報を提供する役割を果たしています。三井住友銀行が本店で特別会場を提供し、多くの著名な専門家が講演を行いました。
セミナーのプログラム
セミナーは次のような構成で進行されました:
1.
開会挨拶
Persefoni Japan合同会社のカントリーマネージャー、坂本晃一氏が挨拶を行い、三井住友銀行の白石直樹執行役員も登壇しました。
2.
Persefoniプロダクトアップデート
PersefoniのDirector、真島恵太氏がプラットフォームの最新情報を紹介しました。
3.
ファイナンスドエミッションの算定開示
ESGに関連した情報を提供するための基準について、遠藤トレイ氏が解説しました。
4.
金融機関向けTNFDの最新動向
MS&ADインターリスク総研の三島らすな氏が地域金融機関特有の課題に対する評価とアクションの可能性を示しました。
5.
地域脱炭素と金融
バイウィルの下村雄一郎氏がカーボンクレジットを通じた地域の行動変容について話しました。
6.
企業の課題と取り組み
八千代エンジニアリングの吉田広人氏がCDP2024の回答を基に企業の課題を論じました。
7.
SMBCグループのトランジションファイナンス
三井住友銀行の佐野和秀氏がグループ全体の取り組みについて説明しました。
8.
炭素会計の重要性
ソコテックの倉内瑞樹氏が第三者保証の意義と透明性について解説しました。
9.
ネットワーキング
最後は、参加者同士が情報を交換できるネットワーキングセッションで締めくくられました。
参加者の声と今後の展望
セミナーを終えた坂本カントリーマネージャーは、「この機会を得て、多くの金融機関やそれに続く企業の脱炭素に向けた活動を後押しできると信じています。カーボンニュートラル社会の実現に向け、これからも全力で取り組み続けてまいります」と意欲を示しました。
本セミナーは、地域に根差した脱炭素の実現に向けて知識や情報を共有し合う重要なプラットフォームとしての役割も果たしています。企業や金融機関が連携して同じ目標を掲げることで、より持続可能な未来に向けた一歩を踏み出しているのです。
パーセフォニについて
Persefoniは、気候変動管理と炭素会計のプラットフォームを提供するリーディングカンパニーです。彼らの製品は、国内外のステークホルダーに必要な信頼性と透明性を兼ね備えた情報開示を可能にし、企業が持続可能な経営を実現するための力強い味方となります。
Persefoni公式サイトにおいても、さらなる情報が提供されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。