テクノアが生み出す新たなモノづくりの未来
株式会社テクノア(岐阜県岐阜市)が発表した新しい概念「D2M(Design to Manufacture)」が、製造業界に新風を吹き込んでいます。この画期的なアプローチは、お客様のデザインが直接製造データに変換される仕組みを提供し、製品の注文プロセスを大幅に短縮します。2026年5月1日からは、デザインシミュレーションプラットフォーム『i-DESIGNER』にその詳細が公開されます。
■ D2Mの背景と目的
ユニフォームやオリジナルグッズの発注は、お客様の「こうしたい」という希望から始まります。しかし、従来の発注システムでは、メールのやり取りや電話連絡のため、スムーズにイメージを伝えることが難しい現状があります。こうした手間が重なることで、お客様の情熱や購入意欲が薄れてしまうこともあります。テクノアはこのような課題に対し、新たな解決策を提案します。
■ D2Mの仕組みと特徴
D2MのDは、流通経路を指すD2C(Direct to Consumer)とは異なり、デザインそのものを重視しています。お客様は、メーカーやEC事業者のページ上で自由に色やパーツ、文字をデザインし、楽しむことができます。そして、そのデザインはそのまま製造用データとして出力され、確認のためのやり取りなく工場へと送信されるのです。
この仕組みを支えるのが、『i-DESIGNER』というプラットフォームです。このシステムを通じて、お客様の「つくる楽しさ」を企業の新しい力に変えることが期待されています。
■ 事例紹介:有限会社ファンゴ様
実際にD2Mを導入しているのが、東京都目黒区に本社を置く有限会社ファンゴです。野球オーダーユニフォームの製造・販売を行う同社では、D2Mの導入により受注の流れが大きく変わっています。従来は、見積もりを出した後に担当者とイメージを確認するためのメールを遣ることが多かったのですが、シミュレーターによるデザインを先行させることで、顧客のイメージが具体化し、受注がスムーズになったといいます。
ファンゴの代表取締役である山田哲子様は、「シミュレーターでデザインを楽しんだ後、お客様からの連絡が増えている。自然に自社のファンが増えている実感があります」と語っています。この事例は、D2Mの効果を示す素晴らしい成功例と言えるでしょう。
■ 新たな選択肢の提供
テクノアはまた、D2Mの導入により、メーカー様やEC事業者様にも新たな選択肢を提供します。アパレル、スポーツ用品、雑貨など、お客様がデザインに関わる余地のある商品を持つ企業は、この考え方を自社に応用することで、業務効率の向上や顧客満足度の向上が図れるでしょう。
■ 未来のモノづくりへ
D2Mのロゴマークにもその思想が凝縮されています。立方体のデザインは、「DESIGN TO MANUFACTURE」の3面を組み合わせ、それを一つのプロセスとして捉える事を象徴しています。テクノアの新しいプラットフォームから、モノづくりの未来を垣間見ることができるでしょう。
詳細は、
D2Mブランドページをご覧ください。興味のある方はぜひ企業に直接お問い合わせをしてみてください。