香川県初のプレスリリースエバンジェリストが誕生
香川県高松市を拠点に広報・PR支援事業を展開する合同会社higotoの代表、梶原麻美子氏が、株式会社PR TIMESが公認する「プレスリリースエバンジェリスト」に就任しました。これは香川県内で初めての試みです。この制度は、プレスリリースに関する深い理解と豊富な実践経験を持つPR専門家を認定するものです。
プレスリリースの意義と地域への影響
現代、企業や地方自治体から発信される情報が急増する中、プレスリリースは非常に重要なコミュニケーション手段となっています。信頼性が高く、メディアや一般市民に直接情報を届けることができるため、企業や地域の良さや課題を周知させることができます。しかし、実際には多くの地域で自らの魅力を十分に発信できていない場合もあります。特に地方では、地域の価値や魅力が埋もれてしまっていることが多く、プレスリリースはその光をあてる手助けをします。この活動は、地域経済の活性化にも寄与するため、社会的に重要な役割を果たしています。
地域から始まるPRの進化
地方で活動する企業は、PRや広告、SNS運用に対する理解が不十分な場合が多いです。そのため、経営者自身やスタッフが広報を兼任することが一般的で、「どのように伝えるか分からない」「効果が見えない」といった悩みが存在します。higotoは、プレスリリースを「地方企業が社会に自らの価値を届ける手段」として捉え、地域の魅力やストーリーを丁寧に言葉にしてメディアや一般市民に繋ぐ活動を続けています。単なる情報発信の代行ではなく、企業や人々の「想い」を形にすることに重きを置いています。
梶原麻美子の想いと背景
代表の梶原氏は、若いころに香川を離れ、東京や長野などさまざまな地域での生活を経験しました。Uターン後、地元には「知られていない価値」が多く存在していることに気づきました。この気づきが、彼女のPRへのアプローチの根源となっています。PRは情報を伝える手段だけでなく、「まだ知られていない価値と必要な人をつなぐ橋」と位置付けています。
プレスリリースエバンジェリストとしての役割
プレスリリースエバンジェリストとは、PRの発信文化を広げ、地域や経験に関わらず誰もが価値のある行動を伝えられる「PRの民主化」を目指す存在です。この資格を持つことで、地域企業や団体に対して情報発信の重要性を説き、プレスリリースを最大限に活用する方法を広めます。
今後の方針と取り組み
今後は、「Kagawa PR LAB」などのPR講座を定期的に開催し、初心者や中小企業の経営者を対象にプレスリリースのノウハウを提供する予定です。また、気軽に相談できる場も設け、地域の伝える力を強化していきます。最初の講座は11月19日に開催予定です。
地域を支えるPRの力
「地方には、まだ多くの素晴らしい魅力や挑戦が存在します。香川初のプレスリリースエバンジェリストとして、PRを地域で活動する企業や個人にとって“当たり前の力”にしていきたい」と梶原氏は話しています。これからもhigotoは、地域企業のPR支援を行い、明るい未来に向けての価値を発信していきます。
会社情報
- - 社名: 合同会社higoto(ヒゴト)
- - 代表: 梶原麻美子
- - 所在地: 香川県高松市木太町
- - 設立: 2021年11月
- - 事業内容: PR・ブランディング支援、企画・プロデュース、サステナブルブランド「PLUS CARAT」運営
- - 公式サイト: higoto.co.jp