PDRファーマが新経営管理システムDIGGLEを導入
PDRファーマ株式会社が、経営管理業務の効率化を図るために新たに「DIGGLE」を導入すると発表しました。このシステムは、予算の最適化と未来の最大化を目指すものであり、全社的な精度の向上が期待されています。
導入の背景と課題
PDRファーマは約100の部署で表計算ソフトを利用した予算策定を行っていましたが、その手法には多くの課題がありました。この方法では、各部署とのやり取りが非常に煩雑で、コミュニケーションや集計作業に大きな工数が掛かっていました。特に以下のような問題が挙げられます:
- - 経営企画から複数部署への数回にわたるやり取りが必要で、効率化が求められていた。
- - 予算策定が補助科目単位ではなく、製品や施策ごとの詳細な分析が難しかった。
- - 予算と実績の突合にかかる手間を減少させたい。
- - 部門やプロジェクトごとに柔軟にレポートを作成し、分析することが望まれた。
期待される効果
DIGGLE導入によって、以下のような具体的な効果が見込まれています:
- - 製品や施策単位の詳細な予算・見込・実績の一元管理と分析が可能になる。
- - 各事業部が高頻度で予算と実績を比較し、見込を更新することで、全社の予算精度が向上する。
- - 様々な観点からのレポート作成とその活用が容易になる。
DIGGLEの特徴と評価
PDRファーマでは、DIGGLEの多くの特徴が高く評価されています。特に、任意の単位で予算内容を管理できること、CSV変換によるデータの自動突合ができる点が挙げられます。また、数値の更新やコメントの入力が直感的に行えることも、作業効率の向上に寄与するとされています。さらに、レポートの設定も自由にできるため、ニーズに合わせた分析が可能です。
PDRファーマのコメント
経営企画グループ長の佐瀬善明氏は、DIGGLEの導入動機について次のように語っています。「弊社では非常に詳細な粒度で予算を管理していますが、そのための工数が非常に多く、業務が非効率でした。DIGGLEはそのニーズに応える機能が豊富で、社内での作業改善につながると期待しています。」
PDRファーマ株式会社について
1968年に設立されたPDRファーマは、放射性医薬品の研究開発と製造を行っており、21品目の診断薬と8品目の治療薬を提供しています。同社は、ペプチドリームグループの一員として、国内外で高品質な医薬品の提供を目指しています。
DIGGLEについて
「DIGGLE」は、経営情報を一元化し、予算を最適化するコラボラティブ経営管理サービスです。予算計画や実績分析、レポート作成を一つのプラットフォームで行うことができ、企業の未来をより良くすることを目指しています。