インフラトップがDMMグループを離れ新たな成長戦略へ

インフラトップが掲げる新たな挑戦

株式会社インフラトップは、2023年より一部事業のマネジメント・バイアウト（MBO）を実施することを発表しました。これは、DMM.comグループへ参加した2018年以来の大きな方向転換を意味しています。インフラトップは、DMM WEBCAMPやマケキャンでトップシェアを誇っており、最近では新規事業のDMMフリーランスも好調です。しかし、さらなる成長を遂げるためには迅速な意思決定と資源の投下が求められるという認識から、MBOの決断に至りました。

今回、創業者の大島礼頌氏と永谷圭汰氏が中心となりMBOを実施することにしました。この決断により、フリーランスエンジニアに向けたサービスはキャリアの選択肢を広げ、さらなる成長へとつなげる狙いがあります。なお、2023年4月より『DMMフリーランス』という名称は『フォーエンジニア』に変更され、新たなブランドとして活動を開始します。

BUBU株式会社の設立

また、インフラトップのMBOに伴い、新たに設立されたBUBU株式会社についても紹介します。BUBUは「Business Bulb」の略であり、“イノベーションを促進し、未来を照らす”というビジョンを掲げています。BUBU株式会社は2022年2月に設立され、2024年3月から本格的な事業運営を開始します。事業を通じて、フリーランスエンジニアのキャリア支援に注力していく方針です。

役員の経歴

BUBU株式会社の運営において、代表取締役の大島礼頌氏は、株式会社サイバーエージェントキャピタルでのファンド立ち上げや、リクルートでのデジタルマーケティングの経験があり、2014年にはWEBCAMPを創業しました。彼のリーダーシップのもと、DMM WEBCAMPなどの教育事業は業界で多くの支持を集めてきました。

取締役の永谷圭汰氏は、リクルートでの法人営業や営業企画に従事した後、インフラトップに入社し、入社3年で4つの新規事業を立ち上げ、すべて黒字化を実現した経験の持ち主です。彼の実績が会社の成長に寄与しています。