ISO/IEC 42001認証、NTTデータグループが取得
テュフ ラインランド ジャパン株式会社は、NTTデータグループ及び関連企業に対してISO/IEC 42001の認証を授与した。この認証は、AIマネジメントシステムの確立、導入、維持、改善に関する国際的な基準であり、生成AIソリューション「LITRON Generative Assistant」の開発および提供を対象としている。ISO/IEC 42001の認証を取得することで、国際的な基準を満たす企業としての信頼性を高めることが期待される。
テュフ ラインランド ジャパンの岡本邦裕社長は、「今回の認証はテュフ ラインランド ジャパンとして初めてのものであり、信頼性の向上に寄与するものと考えています」と述べる。これはAIの進化と社会実装が進む中で、企業が持つべき倫理性や透明性を確保するための重要なステップといえる。
NTTデータグループのTechnology Governance部長、伏田享平氏は、今回の認証取得に向けて、組織内での肝心なAIガバナンス構築に注力してきたと語る。「私たちの目指すは、高品質で信頼できるAIソリューションの提供です。LITRON Generative Assistantを通じて、多くのお客様に安心してサービスを利用していただける環境を整備しています」と彼はコメントしている。
ISO/IEC 42001認証の特徴とメリット
ISO/IEC 42001は、特にAI技術が企業活動にどのように組み込まれるべきかという課題に向けた包括的なガイドラインだ。この基準を取得することで、以下のようなメリットがある。
1.
信頼性の向上:顧客や株主からの信頼を獲得でき、社会的な信用が向上します。
2.
リスク管理の強化:AIに関するリスク、特に倫理的、法的リスクを組織的に管理するための枠組みが整います。
3.
透明性の向上:意思決定過程や運用方針の透明性が高まることで、ステークホルダーに対する説明責任をしっかりと果たすことが可能になります。
4.
競争優位の獲得:国際規格に準拠することで、国内外の市場での差別化が図れるようになります。
5.
法規制対応の強化:企業が社会的責任を果たす姿を示すことで、規制や社会的要求に適応しやすくなります。
テュフ ラインランド ジャパンのマネジメントシステム認証部長、鎌苅隆志氏は、「この度認証を授与できたことを誇りに思います。これはまさに、NTTデータグループの技術が社会において重要な役割を果たす証です」と述べた。
結論
AIの急速な進展とそれに伴う社会実装の進展の中で、ISO/IEC 42001の認証取得は企業にとって極めて重要となる。テュフ ラインランド ジャパンは今後も、この国際基準の普及に努めながら、AI技術の健全な発展を支えていく考えだ。NTTデータグループは、この認証取得をきっかけに、より信頼されるAIシステムの展開を目指して全力を尽くすだろう。