セレスが気候変動イニシアティブに参加
株式会社セレスは、脱炭素社会の実現を目指し、2025年6月5日「環境の日」を機に「気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative、JCI)」に参加することを発表しました。この取り組みは、気候変動に対する積極的な行動を強化するもので、セレスはこれまでにも脱炭素化に向けた多くの活動を行ってきました。
気候変動イニシアティブ参加の背景
セレスは2021年度から「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」及び「再エネ100宣言 RE Action」に加盟し、グループ全体の電力使用に伴うCO2排出を100%オフセットする努力を続けています。これには、自社活動から発生する排出量(scope1・2)だけでなく、サプライチェーン全体(scope3)を考慮し、1.5℃目標の実現に向けた「Science Based Target Initiative(SBTi)」のコミットメントを進めることが含まれています。
JCI自体は、脱炭素化を目指す様々な企業や自治体、NGO/NPOといった主体が情報交流し、政策提言を行うネットワークです。セレスはこの活動に賛同し、エネルギー効率化と再生可能エネルギーの拡大を通じた脱炭素社会の実現に寄与したいと考えています。
JCI参加後のビジョン
セレスは今後、ブロックチェーン技術とカーボンクレジットを結びつけることで、カーボンクレジットの生成・取引・追跡がより透明で効率的になると期待しています。これにより、不正取引や二重カウントのリスクを減少させたカーボンクレジット市場でより円滑な取引を実現し、気候変動対策を一層推進する道を開くでしょう。
セレスが運営するポイントサイト「モッピー」のポイントは、現金や電子マネーに交換可能で、ブロックチェーン技術と高い親和性を持っています。暗号資産交換業ライセンスを取得したグループ企業との連携により、デジタル環境価値資産の推進につながります。セレスは自社サービスを通じて、総合的に持続可能なビジネスモデルを提案し、投資家に環境に優しい資金流入を指向させる新たな価値を生み出していきます。
環境への取り組み
セレスでは「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」という経営理念を掲げています。その一環として、「自社サービスを通じた社会貢献」を重視し、ポイントサイト「モッピー」を活用して環境や社会支援への寄付活動にも取り組んでいます。この寄付プラットフォーム「モッピー✕SDGs」では、1,300万人の会員と共に脱炭素や人道支援、森林保護などの取り組みを実施しています。
まとめ
セレスは今後も気候変動イニシアティブにおいて積極的に行動し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく所存です。その中で、ブロックチェーン技術を活用した新たなビジネス革新を進め、カーボンニュートラルの達成に向けた道筋を明確にしていくことを目指します。セレスの今後の取り組みに注目が集まります。