CO-NECTとTOPPANホールディングスが協業を開始
CO-NECT株式会社、TOPPANホールディングス株式会社、株式会社TBネクストコミュニケーションズの3社は、BtoB企業向けの受発注業務をデジタル化するための新たな共同事業を開始しました。この提携は、近年の労働力不足という背景を踏まえ、アナログ業務からの移行を広げることを目的としています。
共同事業誕生の背景
近年、企業は従来の電話やFAXを使用した受発注業務を見直し、デジタル化の必要性を強く感じています。特に中小企業においては、限られた人数で多くの業務を処理しなければならず、人手不足は深刻な問題です。CO-NECTは、こうしたニーズに応えるために、シンプルかつ直感的に使用できるBtoB受発注システム「CO-NECT」や、業務を一括で代行するBPOサービス「CO-NECTクロート」を展開しています。一方でTOPPANホールディングスは、デジタルとオペレーションのノウハウを融合させた「Hybrid-BPO®」を介して、顧客の業務効率化を図ります。
新たなサービスの展開
新しい協業のもと、具体的には以下の2つのサービスが展開される予定です。
1.
受注業務支援サービスの開発
「CO-NECTクロート」を基盤に、TOPPANグループのバックオフィス・コミュニケーション支援を組み合わせ、食品や製造業向けの受発注DXソリューションを構築されます。
2.
バリューチェーン横断型サービスの提供
CO-NECTのユーザーに対して、デジタルマーケティングやロジスティックスまでのプロセスを総合的に支援するサービスが提供されます。これにより、あらゆる業務範囲に対応できる体制が整います。
目指す未来
CO-NECTとTOPPANホールディングスは、今回の協業を契機にお互いの強みを活かし、効果的な受発注DXのタイムラインを加速させる考えです。CO-NECTの田口社長は、この提携によるサービス展開の加速と、生産性向上に貢献することを強調しています。
TOPPANホールディングスの朝田本部長は、中期経営計画に「Digital & Sustainable Transformation」を掲げ、社会課題を解決するための取り組みを進める意図を表明しています。「CO-NECT」とTOPPANのシナジーを生かすことで、新たなビジネスの成長を図りたいと述べています。
各社のコメント
「この提携を通じて、サービスの拡大と強化を図り、日本全体の生産性向上に尽力します。」
- - TOPPANホールディングス事業開発本部 朝田大:
「新たなBPO事業・DXソリューション事業を強化し、シナジー創出を目指します。」
- - TBネクストコミュニケーションズ代表取締役 長谷川元洋:
「新しいソリューションを開発し、顧客関係の強化と業務効率の向上に貢献します。」
会社概要
CO-NECT株式会社
所在地: 東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1 KANDASQUARE Wework内
代表者: 田口雄介
URL:
conct.co.jp
TOPPANホールディングス株式会社
所在地: 東京都文京区水道1-3-3
代表者: 麿秀晴
URL:
holdings.toppan.com
TBネクストコミュニケーションズ株式会社
所在地: 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 26F
代表者: 長谷川元洋
URL:
tbncom.co.jp
この協業がBtoBのビジネス環境に革新をもたらし、企業のデジタルシフトが進むことに期待がかかります。