将棋とれいん運行
2024-08-08 19:09:57

名古屋鉄道が将棋連盟と組み「将棋とれいん第二局」運行開始

名古屋鉄道が新たな取り組み、将棋の魅力を運ぶ「将棋とれいん第二局」運行開始



名古屋鉄道は、2023年8月28日より、日本将棋連盟と業務提携し、「将棋とれいん第二局」の運行をスタートしました。このプロジェクトは、名鉄瀬戸線において将棋をテーマにした装飾を施した特別列車を走らせ、地域と文化をつなぐ新たな価値を創出するものです。

背景と目的



名古屋鉄道は、自社の150年に及ぶ歴史の中で地域住民とのつながりを大切にしてきました。今回の「将棋とれいん第二局」は、2024年に創立100周年を迎える日本将棋連盟との協力により、地域の活性化を目指しています。将棋という日本の伝統文化を通じて、特に若い世代にその魅力を伝え、集中力や判断力などのスキルを育む機会を提供することが狙いです。

プロジェクトの一環として、名古屋鉄道は将棋をテーマにした多彩なコンテンツを展開します。この「将棋とれいん第二局」では、車内に将棋の戦法や囲い、詰将棋の問題を展示し、乗客が楽しみながら将棋に親しむことができます。

運行情報



「将棋とれいん第二局」は、名鉄瀬戸線の4000系4両から成る編成で運行され、9月以降は定期列車としても走ります。運行開始に伴い、特別な発車式が栄町駅で行われ、日本将棋連盟の羽生善治会長や瀬戸市の川本市長、名古屋鉄道の鈴木副社長が参加し、地域の活性化への期待を表明しました。

特に注目すべきは、特別貸切電車の運行です。この貸切電車は、瀬戸市と尾張旭市の小学校に在学する児童を対象に、将棋教室を開催するという特典があります。将棋の実力を持つ名人や棋士による多面指しの指導によって、参加者に将棋の楽しさを直接伝える貴重な機会が提供されます。

記念商品も登場予定



「将棋とれいん第二局」の運行を記念して、限定の乗車券や記念キーホルダー、マグネットなどのオリジナルグッズも販売予定です。詳細については名古屋鉄道の公式サイトで随時発表される予定です。

ついに始まるこのプロジェクトによって、将棋を通じて地域の魅力と伝統文化を再認識するきっかけが作られ、多くの人々が将棋の奥深い世界に触れる機会が増えることでしょう。自由な発想とコミュニケーションの媒介としての鉄道を活用し、名古屋鉄道と日本将棋連盟は地域の活性化を推進していきます。


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会社情報

会社名
名古屋鉄道株式会社
住所
愛知県名古屋市中村区名駅1-2-4
電話番号

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