ビジネスインテリジェンス(BI)およびアナリティクス業界の先駆者、Yellowfinが最新のバージョン9.15を発表しました。このバージョンでは、同社が誇るAI対応の自然言語クエリー(AI NLQ)機能が大幅に強化されています。これにより、データの操作や分析がこれまでにないほど容易になることを目指しています。
このアップデートでは、セルフサービス型のデータ分析機能が充実され、操作性や管理機能、セキュリティが大幅に改善されています。特に注目すべきは、新たに搭載されたAI NLQ。これにより、ユーザーは複雑なクエリー記述を知らなくても、自然な言葉でデータに質問を投げかけることができます。その質問文はAIによって正確なNLQ構文に変換され、業務データから深い洞察が得られるようになります。
AI NLQ機能の詳細としては、初めてデータクエリーを作成するユーザー向けに、質問の例が自動で提示される機能があります。使用するデータセットのメタデータに基づき、適切な質問を生成することで、ユーザーは必要な情報を簡単に取得できます。この機能は特に、データに対して明確な理解がないユーザーにとって有用です。
セキュリティに関しても、顧客のデータ保護を徹底しています。AI NLQ機能を利用するにはOpenAIアカウントが必要ですが、AIに送信される情報は質問文とメタデータのみに限定されており、生データ自体は共有されません。また、ロールベースのアクセス制御を導入し、一般的なユーザーが必要な権利を持ちつつも、情報の漏洩や不正使用を防ぐ仕組みが整えられています。
Yellowfinの最高技術責任者(CTO)であるBrad Scarffはこの新機能について、「Yellowfin 9.15は我々の製品がAIプラットフォームと初めて統合された重要なリリースです。これにより生産性と利便性が向上し、今後のバージョンではさらなる革新を提供する予定です」とコメントしています。
また、ゼネラルマネージャーのChance Cobleも、このアップデートがユーザー体験を大幅に向上させるとし、「自然言語とAI分析を駆使して、誰もがデータからインサイトを容易に引き出すことができる環境を目指しています」と力強く語ります。これにより、今後ますます多くのユーザーがYellowfinを活用し、ビジネスに役立てることが期待されています。
Yellowfinは、ビジネスインテリジェンスとアナリティクスソフトウェアを提供する分野で、世界中で29,000を超える組織と300万人以上のエンドユーザーに利用されており、評価機関からもイノベーターとして注目されています。黄土色の季節を感じるこのアップデートを通じて、黄も皆様とともにデータを活用し、未知なるインサイトを探求していきたいと考えています。
詳細な情報は公式サイトにて公開されており、Yellowfin Japan株式会社は東京都千代田区内神田に本社を構えています。設立は2014年ですが、急速に業界の先駆者としての地位を確立しました。新たなバージョン9.15を手にしたいかなるビジネスにおいても、顧客が求める情報を的確に引き出す手助けを期待できます。