明治、白鳥玉季出演の生乳をテーマにした新CMを発表
明治ホールディングスは、2025年8月1日(金)から、新たなコーポレートCMを放映することを発表しました。このCMには女優の白鳥玉季さんが出演し、テーマは生乳に重点を置き、生乳が持つ価値やその未来に関するメッセージを発信します。今回のCMは、「人、社会、地球の健康」を大切にする明治の理念が根底にあり、未来の酪農業が抱える課題についても触れています。
新CMのスローガンは『meiji makes milk. meiji makes wellness.』。これは生乳とその周辺にある問題に対して、企業としての自主的な取り組みや視点を示しています。私たちの生活は、牛乳やヨーグルトといった乳製品に依存しており、それを生産する養牛業も密接に関わっています。
地球温暖化がもたらすリスク
CMでは、白鳥さんが牛と一緒にいるシーンが登場し、地球温暖化の影響や酪農家の減少がもたらす不安を表現しています。時に、牛乳が飲まれなくなる未来が現実として迫ってくると語っています。このような懸念に対し、明治は温室効果ガスの排出を減少させる取り組みとして、牛乳の生産方法を見直す「カーボンファーミング」を導入する農家や、循環型酪農を実践する酪農家と共に未来を見据えています。
酪農環境は様々な課題に直面しています。高齢化が進む酪農家や後継者不足、動物福祉に配慮した生産といった問題へのアプローチが求められています。これらに取り組むことで、「人」も「社会」も「地球」も持続可能な状態を築き、より良い未来へ向かう道が開かれるのです。
明治グループの取り組みと未来
明治グループは、「健康にアイデアを」をスローガンに掲げ、健康に寄与する活動を続けています。これは、製品の製造過程や流通、消費者だけでなく、生産者や自然環境まで包括した「健康」を視野に入れています。地球環境の整備や、農業の持続可能性についても不断の努力が必要です。
加えて、明治は酪農の持続可能性にも注力しています。具体的には、酪農経営の支援を通じて、環境への配慮がなされた生産プロセスを推進する「MDA(Meiji Dairy Advisory)」を展開。生産者との連携を強化し、持続可能な経営の確立を目指しています。
地球温暖化やアニマルウェルフェア、働く人々に関する権利という重要テーマに対し、さまざまな団体と連携しながら、持続可能な酪農乳業について積極的に提言を行っていきます。
CMの詳細と白鳥玉季さんについて
CM本編は、YouTubeを始めとする各種プラットフォームで公開されています。60秒バージョンや30秒バージョン、15秒バージョンが用意されており、視聴者が明治の取り組みを分かりやすく理解できるようになっています。白鳥玉季さんは、多くのドラマや映画で活躍しており、その自然体かつ繊細な演技で観客に愛されています。
明治ホールディングスのコーポレートコミュニケーション部長、山下舞子氏はこの新CMの意義を強調しており、持続可能な取り組みを浸透させることで、より良い未来を築くことを何よりも重要視しています。
私たちもさあ、白鳥さんのCMをきっかけに、生乳の未来や健康に対して考えてみませんか?