セキュアスカイがNTTデータ先端技術と提携しWebセキュリティ強化へ

近年、企業や組織がインターネットを利用する中で、サイバー攻撃のリスクが高まっています。この背景を受けて、株式会社セキュアスカイ・テクノロジーは、株式会社NTTデータ先端技術と新たに販売代理店契約を締結しました。これにより、セキュアスカイは、NTTデータ先端技術が提供するクラウド型WAF（Web Application Firewall）『Scutum（スキュータム）』を引き続き提供し、同時に国産EASM（External Attack Surface Management）サービス『Dredger（ドレッジャー）』の取り扱いを2025年3月から開始します。

本提携は、顧客に対してより幅広いWebセキュリティサービスを提供することを目指しています。特に、新たに提供される『Dredger』は、企業が把握していないIT資産や潜在的な脅威に対する管理を強化することにより、全体のサイバーセキュリティの向上に寄与することが期待されています。これは、近年のデジタルトランスフォーメーションによる攻撃の増加に対する、実効的な対策となるでしょう。

企業がもはや目を背けることのできないサイバーセキュリティの課題は、外部からの攻撃にさらされやすいWebアプリケーションです。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、さらにはゼロデイ攻撃やランサムウェアのような新しい手法が景気を悪化させています。また、デジタル技術の急速な進化やセキュリティ人材の不足など、現代の企業が抱える課題は多岐にわたるため、従来の画一的なセキュリティ対策では不十分なことが増えています。

このような課題に対処するためには、IT資産の可視化から攻撃の遮断、持続的な監視までを含む柔軟且つ包括的なセキュリティアプローチが求められます。セキュアスカイは、これらの要素を取り入れた料金体系を整え、業種や規模を問わず、安心して利用できるセキュリティサービスを提供することに注力しています。

セキュアスカイでは、創業以来、脆弱性診断やクラウド型WAF『Scutum』により、企業が把握しているIT資産の脆弱性を特定し、リスクを軽減することを支援しています。一方、EASMサービス『Dredger』は、企業が未把握のIT資産に対するアプローチを行い、サイバー攻撃の入口となる潜在的な脅威を継続的に調査・発見します。このようなアプローチの組み合わせにより、セキュアスカイはより安全なWebサイト運営を支援いたします。

サイバーセキュリティ強化のための共同作業の一環として、NTTデータ先端技術のエンドースメントが発表されました。同社の執行役員、セキュリティ＆テクノロジーコンサルティング事業本部セキュリティイノベーション事業部長である星敬一氏は、セキュアスカイとの代理店契約を嬉しく思っていると述べています。彼は、サイバーセキュリティの強化は企業にとってますます重要になってきていると強調し、今回の提携を通じて、顧客の攻撃面の可視化とリスク低減に貢献することを期待しています。

現在、セキュアスカイが提供するクラウド型WAF『Scutum』は、インターネット上で「盾」となって、Webサイトを不正アクセスから守ります。特に、低コストでの運用が可能で、余計な設備を持たないセキュリティサービスとして注目されています。詳細は公式サイトにも掲載されています。また、EASM『Dredger』では、インターネットからアクセス可能なIT資産を調査し、潜在的なリスクを可視化することで、企業の攻撃面を把握しています。

このように、セキュアスカイ・テクノロジーの提携により、今後のWebセキュリティは新しい一歩を踏み出すことになるでしょう。企業が直面するセキュリティの課題を解決する強力なツールが提供されることで、より安全なデジタル環境が実現できることを期待しています。