大阪市立中央図書館で「大阪で暮らす -いまむかし-」連続講座を開催!古文書や民具から大阪の暮らしを探る
大阪市立中央図書館で「大阪で暮らす -いまむかし-」連続講座を開催!
大阪市立中央図書館では、令和6年7月・8月に、近世から現代までの「大阪の暮らし」をテーマとした連続講座「大阪で暮らす -いまむかし-」を開催します。
古くから様々な人々が大阪の地で生活を営んできました。本講座では、旧家より伝わる古文書、市井の人々の暮らしぶりを伝える民具、そして、現代に生きる大阪の人々の声から、大阪の暮らしを多角的に考察していきます。
講座内容
第1回:令和6年7月13日(土曜日)「『生活史』聞き書きのすすめ -個人から見た大阪の記録-」
講師は京都大学大学院文学研究科教授の岸政彦氏。2023年に出版された『大阪の生活史』を紹介しながら、身近な人々の人生を聞き、記録することの大切さについてお話します。
第2回:令和6年7月27日(土曜日)「大阪の長屋 借家人のくらし」
講師は大阪くらしの今昔館学芸員の深田智恵子氏。大阪市立中央図書館資料の「小林家文書」を中心に、近世大坂における長屋の暮らしぶりを考察します。表長屋と裏長屋の違いや、当時の住人の生活様式について詳しく解説します。
第3回:令和6年8月3日(土曜日)「モノが語る人びとのコト -民具・景観から考えるおおさかの暮らし-」
講師は大阪歴史博物館学芸員の俵和馬氏。民俗学の視点から、民具や景観を通して大阪の人々の暮らしを紐解きます。無口な「モノ」たちが語りかける、大阪の暮らしの過去と現在を繋ぐ物語に耳を傾けましょう。
ケース展示・Webギャラリー展示
連続講座と合わせて、ケース展示「大阪の暮らし」とWebギャラリー展示「大阪の暮らし」も開催されます。
ケース展示では、本講座に関連する当館所蔵資料を展示。閲覧室3階エレベーター前で、令和6年6月21日(金曜日)から9月18日(水曜日)まで開催されます。
Webギャラリー展示では、年中行事や街のシンボル、住宅など、大阪の人々に親しまれてきた事柄を通して、近世から現代までの大阪の暮らしについて、当館所蔵資料のデジタル画像で振り返ります。令和6年6月1日(土曜日)から8月31日(土曜日)まで、図書館ホームページのWebギャラリーにて公開されます。
詳細情報
開催日程: 令和6年7月13日(土曜日)、7月27日(土曜日)、8月3日(土曜日)
開催時間: 各回14時から15時30分まで(開場13時30分)
会場: 大阪市立中央図書館 5階 大会議室(大阪市西区北堀江4-3-2)
定員: 各回300人(当日先着順)
* 費用: 無料
興味のある方は、ぜひ大阪市立中央図書館ホームページで詳細情報をご確認ください。