トヨタの新プロジェクト「SUPER FORMULA DIRECTORSCUT」が始動

トヨタの新プロジェクト「SUPER FORMULA DIRECTORSCUT」がスタート

トヨタ自動車株式会社は、クリエイターたちと協力する新たな共創プロジェクト「TOYOTA DIRECTORSCUT」の第三弾、「SUPER FORMULA DIRECTORSCUT」を発表しました。これまで、同プロジェクトは「ヤリス」シリーズや「アスリート（GTTA）」をテーマにした展開を行ってきましたが、今回は日本のフォーミュラレース界で最速を誇る「全日本スーパーフォーミュラ選手権」を基にした作品を募集しています。

SUPER FORMULAとは

「SUPER FORMULA」は、日本の国内レースの中で最高峰であり、速度においても世界的に注目されています。このシリーズの特徴は、選手が乗る車両、シャシー、タイヤに性能差がない「イコールコンディション」を設けていることです。つまり、ドライバー自身の実力だけでなく、チームの戦略と協力が重要視されるわけです。世界においてもF1に次ぐスピードを持つこのカテゴリーは、多くのレースファンから支持されています。

「SUPER FORMULA DIRECTORSCUT」の詳細

今回のプロジェクトでは、クリエイターが新たな「SUPER FORMULA」の魅力を引き出す映像作品を制作することが求められます。トヨタからは、新撮の映像素材300カット以上が提供され、さらにはアーティスト14組からインスピレーションを受けた楽曲20曲も利用可能です。作品の中から選ばれた優秀作品は、2024年3月の開幕戦に向け、さまざまなメディアで使用される予定です。

楽曲提供アーティスト

楽曲は、以下のアーティストたちによって制作されました（順不同、敬称略）：

- AIJ
- Aya Taniguchi
- Double Clapperz
- GRP
- Kaito Mori
- KAY
- Masayoshi Iimori
- 松隈ケンタ feat 蝶(GBB)
- MAYKIDZ
- 中村佳紀
- RINZO
- SARUKANI
- TOMOKO IDA
- Zuma

審査員について

審査員には、レーシングプロモーションの重鎮である近藤真彦氏や音楽プロデューサーの中臺孝樹氏、動画ディレクターの田中裕介氏が名を連ねています。近藤氏は、歌手としての経歴を持つ一方、KONDO RACINGを率いる監督でもあり、特に自動車業界において貴重な視点を提供してくれます。

募集要項

公式サイトにて詳細を確認できます。応募期限は、2024年11月8日から2025年1月10日まで。審査期間は、2025年1月11日から31日まで行われ、最優秀賞と優秀賞など特別賞も設けられます。

映像制作のルール

- トヨタが提供する映像素材を必ず使用すること。
- 車両映像は提供されたもののみで、独自の撮影は禁止です。
- 提供される楽曲から映像の音楽を選定する必要があります。
- プロジェクトのロゴを映像に含めることが求められます。

入賞者の発表は2025年2月中を予定しており、優秀作品は多くのメディアで放映される機会があります。

TOYOTA DIRECTORSCUTの理念

「TOYOTA DIRECTORSCUT」は、トヨタとクリエイターがオープンに繋がる共創のプラットフォームで、過去のプロジェクトと同様、クリエイターたちの自由な創作活動をサポートし、彼らの作品を広く世界に発信することを目指しています。このプロジェクトを通じて、多くのクリエイターが新しい挑戦をし、素晴らしい作品を生み出すことを期待しています。

公式サイト：TOYOTA DIRECTORSCUT スーパーフォーミュラプロジェクト