東芝ITサービス、セキュアヴェイルのNetStare Cloudを導入
株式会社セキュアヴェイル(本社: 大阪市)が提供するクラウド型のセキュリティサービス「NetStare Cloud」が、武器として東芝グループの東芝ITサービス(本社: 神奈川県川崎市)に採用されました。これにより、セキュリティオペレーションセンター(SOC)のサービス機能が強化され、企業のITシステムに対する監視やログ分析がより迅速に行えるようになります。
サイバー攻撃の現状
近年、サイバー攻撃は業種や企業の規模を問わず急増しており、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)が進展する中で、製造業などはSOCの設置が一層必要とされています。しかし、セキュリティ製品がサイロ化したり、専門人材が不足しているため、多くの企業が自社内でSOCを構築・維持することが難しいという状況があります。このため、外部の信頼できるSOCサービスへの需要が高まっています。
短期間での導入が可能なSOCサービス
東芝ITサービスは、全国にサービス拠点を持つ企業として、大小さまざまな業種に向けたIT運用の経験があります。この度、企業単位で利用する従来のSOCサービスに加え、短期間で低コストで導入できるSOCサービスの提供を開始しました。このサービスは、セキュアヴェイルが持つ20年以上の運用経験と、次世代のセキュリティ情報イベント管理(SIEM)技術を活用しており、東芝ITサービスのお客様に対して高品質なサポートを提供します。
エンタープライズレベルのセキュリティ
セキュアヴェイルは、東京証券取引所グロースに上場している企業で、ネットワークセキュリティに特化したビジネスを展開しています。創業から20年以上、企業の情報システムに対し「安全で役立つ」サービスを提供しており、SOCサービスとしては、エンタープライズレベルのセキュリティ品質と運用効率を両立させています。これにより、お客様のセキュリティ運用の課題解決に寄与し、全体的なサイバーセキュリティ水準の向上を図ります。
株式会社セキュアヴェイルについて
設立は2001年で、創業以来ネットワークセキュリティに特化し、多数の企業や組織の情報システムの運用を支えています。業界でも数少ない統合セキュリティ運用サービス「NetStare」を提供し、SOCとネットワークオペレーションセンター(NOC)双方の機能を持つことが特徴です。これにより、常時1.1万台以上のネットワーク機器を監視し、毎日25億件のログを収集して、迅速にサイバー攻撃やその他のトラブルを検知します。
結論
今後、セキュリティの重要性はますます増していくと予想されます。セキュアヴェイルの提供するNetStare Cloudを通じて、東芝ITサービスはお客様に対して更なるセキュリティ対策を行い、安心して事業運営を続けられる環境を提供します。このように、企業同士の協力が新たな価値を生む時代に突入しています。