本との出会いの場を拡げる「ブックギフト」プロジェクト
オンライン書籍の買取・販売を行う『株式会社バリューブックス』が実施する「ブックギフト」プロジェクトが、今年初めて全国から寄贈先を公募します。このプロジェクトは、子どもたちが本に触れる機会を広げ、地域や家庭の状況によって生じる“出会い格差”を減らすことを目指しています。
「ブックギフト」プロジェクトの背景
2017年から始まったこの取り組みは、これまでに累計で70,051冊の本を届けてきました。しかし、本に触れる機会は地域や環境に大きく左右され、特に本屋や図書館が少ない地域、あるいは経済的な理由で本を購入できない家庭が存在します。過去の寄贈先から寄せられた声には、「物価が高く、本を買う余裕がない」「日々の生活に追われて、本を選んであげられなかった」といった切実なものがありました。
そこで、より多くの子どもたちに本という宝物を届けるため、今回、初めて寄贈先の公募を行うことになりました。この新たな取り組みを通じて、さらなる本の出会いを広げることが目標です。
寄贈先の募集概要
公募は、以下の3つのカテゴリーで行われます:
1.
読み聞かせ団体(30団体)
地域で読み聞かせ活動を行う団体や個人が対象です。大型絵本1冊と、テーマ別絵本5冊セット、またはカタログから選んだ5冊(すべて新品)を寄贈します。
2.
病院内学級(5カ所)
入院中に学ぶ子どもたちへ、学年に適した約10万円相当の新品の書籍を提供します。
3.
小・中学校(3カ所)
全国の小・中学校に、子どもたちが本を選ぶ機会を提供します。古本約1,000〜1,500冊をブックバスに積み、子どもたちに好きな本を選んでもらえるほか、約10万円分の新品書籍も寄贈します。
応募の流れ
公募は2026年6月26日(金)から7月25日(土)まで。専用の応募フォームに団体概要や本を届ける理由を記入することで、簡単に参加できます。選定された団体には書籍リストが提供され、ブックバスまたは郵送で本が届けられます。
寄贈先からの反響
これまでのプロジェクトに参加した施設からは、多くの喜びの声が寄せられています。「絵本を買う余裕がなかったが、子どもが喜んでくれた」「普段は漫画ばかりだった子が初めて小説を手にした」など、本との出会いが子どもたちに新たな刺激を与えているようです。
プロジェクト概要
「VALUE BOOKS ブックギフトエントリー 2026」では、より多くの子どもたちが本に出会える場所を求めています。詳しい情報は特設サイトや指定のメールアドレスで問い合わせ可能です。
まとめ
移動式書店「ブックバス」は、長野県上田市を拠点に日本各地を巡り、書籍の寄贈活動を続けています。必要とされる場所に本を届け、捨てられる運命にある本たちに新たな出会いを提供するこのプロジェクトに、ぜひ多くの団体からの応募をお待ちしています。