磐田市で新たな協業プロジェクトがスタート
いわスタ伴走支援プログラムの概要
静岡県磐田市では、ReGACY Innovation Group株式会社が中心となり、新しい事業展開を促進する「いわスタ伴走支援プログラム」を開始しました。このプログラムは、磐田市内の中小企業とスタートアップが協力して新事業を生み出すことを目的としています。また、行政と民間企業が連携することで、地域のものづくりを活性化する狙いがあります。
協業プロジェクトの始動
令和7年度からの受託事業の一環として、磐田市が選定した5つの協業プロジェクトが実施され、そのキックオフイベントが2026年7月22日に開催されました。各プロジェクトに参加する企業は、協業の具体的内容や今後の計画について発表し、プロジェクトの成功に向けた決意を新たにしました。
プロジェクトの内容とテーマ
今年度の採択プロジェクトは、「水中・水上ドローン」と「Physical AI×農業・水産業」という2つのテーマに沿った内容です。これにより磐田市の地域資源を活かし、参加企業が持つ先端技術を融合させることを目指します。
水中・水上ドローン領域
- - 株式会社MizLinx と NTTグリーン&フード株式会社 の協業:
MizLinx社は海洋IoTデバイスや水中ロボットの開発を行い、NTTグリーン&フード社は魚介類の品種改良について研究しています。両社は、高濁度環境下での視認性を向上させる技術検証に取り組みます。
- - 株式会社IZANA と NNP電子株式会社 の協業:
IZANA社は超高感度磁気センサを開発し、NNP電子社は険しい環境下での電子機器の設計・製造を得意としています。彼らは、水中ドローン向けに耐海水機能を持つセンサモジュールの開発に挑戦します。
Physical AI×農業・水産業領域
- - 株式会社Real Touch と 松下工業株式会社 の協業:
Real Touch社はフィジカルAIを応用して生産現場での作業自動化を目指すロボットを研究開発しており、松下工業社は自動車関連の鋳型製造を得意としています。両社はロボット搬送カートのプロトタイピングに取り組みます。
- - 株式会社Real Touch と 海幸ゆきのや合同会社 の協業:
このプロジェクトでは、バナメイエビの陸上養殖を行う海幸ゆきのや社と協力し、出荷工程における効率化を図るため、ロボットシステムの開発に取り組みます。
- - 株式会社きゅうりトマトなすび と 株式会社スマートアグリカルチャー磐田 の協業:
AIを活用した選果機を導入することで、選果工程の効率化と品質向上を目指しています。
ReGACYの役割
ReGACYは、磐田市の受託事業を通じて、「磐田市産業イノベーションマネージャー」としての役割を果たします。これには、市内企業へのヒアリング、ネットワーク創出、長期的な戦略策定が含まれます。また、「いわスタ伴走支援プログラム」の一環として、スタートアップと市内企業のマッチングや協業プロジェクトの推進を行います。
まとめ
磐田市での「いわスタ伴走支援プログラム」は、地域の特性を活かした新たな事業創出を目指し、さまざまな分野の協業プロジェクトが動き出しています。今後は、令和9年2月に予定されている成果発表会に向けた取り組みも進められます。これにより、地域のイノベーションが加速され、新たな商機が創出されることが期待されます。