Jとフェンダーの関係は2019年に始まり、以降彼の音楽性に大きな影響を与えています。2020年には自身のリクエストをもとに「’57 Precision Bass® Relic® Reverse Head Black Gold」を製作し、そして2021年にはChampagne Goldのカスタムビルトモデルも登場しました。これらのモデルは、彼の演奏スタイルを反映した幻想的な作品であり、音楽の情熱が注ぎ込まれています。
新モデル『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass® King’s Red Sparkle』では、プレシジョンベースの伝統に鮮やかなKing’s Red Sparkleが加わり、重厚感のあるHeavy Relic®仕上げが施されています。これにより、圧倒的な存在感を放つ一本に仕上げられています。このモデルは2ピースのセレクトアッシュボディとリバースヘッド仕様のワンピースメイプルネックが特徴で、快適な演奏性を実現しています。また、カスタムショップのホセフィーナ・カンポスによるHand-Wound 62 Precision Bass® Pickupが搭載され、さまざまな音色を楽しむことができます。
さらに、PJスタイルとして同時発売される『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass® PJ, King’s Red Sparkle』も、カスタムショップの手によって製作される注目株です。
Jは今回の新モデルについて、「赤という色は特別で象徴的なカラー。King’s Red Sparkleでその色を全面に出したかった」と語っています。彼の音楽における重要な意味を持つこの色を、しっかりとフェンダーのベースに託したいとの思いが強く感じられます。
Fender Custom Shopのグレッグ・フェスラーは、「Jとのコラボレーションは常に刺激的で、彼のアーティスティックなビジョンから多くを学びました。King’s Red Sparkleは、その歴史的かつ象徴的なカラーを強調し、全てのディテールでJのサウンドとパフォーマンスを表現しています」と述べています。