新商業施設「SHINSUI」が綱島にオープン
2023年春、日本の温泉街として名を馳せた綱島に新たな交通拠点が誕生しました。東急新横浜線「新綱島駅」が開業し、それに併せて商業施設「SHINSUI」がオープン。新たなランドマークとして注目を集めています。これにより、1日の乗降客数は10万人を超える見込みで、地域の活性化が期待されています。
「SHINSUI」のロケーションと期待
「SHINSUI」は新綱島駅に直結しているため、アクセスが非常に便利です。今後、東急東横線綱島駅との連携も整備される予定で、立体横断施設によってさらに移動がスムーズになる見込みです。また、周辺では横浜市による区画整理事業も進行中で、活気ある新しい街並みが形成されています。
「SHINSUI」の存在は、綱島に住む人々と訪れる人々にとって新たな交流の場となり、「食」や「暮らし」の文化を享受する場所としての役割を果たすことを目指しています。
絵本と地域の物語
「SHINSUI」に併設されたTSUTAYA BOOKSTOREでは、地域の歴史をテーマにした絵本、『新水ビルのものがたり4羽の神様』が販売されています。この絵本は、綱島の風景や文化を反映したストーリーを持ち、訪れる人々に地域への理解を深めてもらうことを意図しています。著者は里見佳音で、デザインは上田崇史が手掛けており、地域を代表する文化資源としての存在を目指しています。
高いデザイン性と機能性
「SHINSUI」は、坂倉建築研究所が設計した商業施設であり、その建築デザインは特徴的です。「新水ビル」は、地域の交通インフラに寄与するHUBとして設計されており、駅の動線や通路が巧みに取り込まれています。単なる商業施設ではなく、地域の人々が集まるべき場所であることを目指しています。
フロア構成とテナント
「SHINSUI」は、地域の生活を豊かにする店舗が揃い、来訪者を待っています。以下は、各フロアの特徴です。
1階:街とつながるフロア
中央広場を囲むような形で多くの店舗が並んでおり、人々が自由に行き交える活気あふれる場所です。
- - サーティワン アイスクリーム To Go
- - ナチュラルローソン
- - ドンク/ミニワン
- - フレッシュネスバーガー
- - リンツ ショコラ ブティック&カフェ
2階:新水旅館の雰囲気を残した独特のフロア
現代的なデザインと懐かしい雰囲気が融合し、購買意欲を刺激します。
- - TUIN greenery
- - 無印良品500
- - カルディコーヒーファーム
3階:人々が集う団らんの場
家族や友人が楽しい時を過ごせるスペースとして計画されています。
- - TSUTAYA BOOKSTORE 新綱島
- - SHARE LOUNGE
- - スターバックス
まとめ
「SHINSUI」は、綱島の新たな旅の提供者として、地域の人々に新鮮な体験を提供することが期待されています。食や文化、交流を楽しめる多様な店舗が揃ったこの新しい商業施設は、訪れる全ての人々にとって特別な場所となるでしょう。本施設は、綱島の未来を象徴する存在として、地域の歴史と新しい文化をつなげていくことでしょう。