インド株の注目理由
2025-12-11 13:39:23

インド株式市場の注目度が急上昇!その理由と展望に迫る

インド株式市場が見せる勢い



2025年11月20日、イーストスプリング・インベストメンツ株式会社が開催した報道関係者向けラウンドテーブルにおいて、インド株式市場が注目される理由とその展望について議論されました。特に、2024年9月26日に記録されたインド株式市場の史上最高値更新が迫る中、多くの投資家がインドに熱視線を送っています。

登壇したのは、イーストスプリング・インベストメンツ・グループのCIO、ヴィス・ナイヤール氏と同社取締役の面谷祥友氏。この二人が、アジアの金融情勢とインドの投資機会について詳細に説明しました。

アジアの金融環境



ナイヤール氏は講演の中で、米国のGDP成長率が鈍化している一方で、アジアでは金融緩和とともに財政刺激策が強化されていることを指摘しました。これによって、アジア市場が相対的に魅力的な投資先として浮かび上がっていると語ります。特に、地域ごとの市場やセクターにおいて多様な投資機会が存在するため、アクティブな運用が求められると強調しました。

インドの成長ポテンシャル



次に面谷氏は、インド株式市場に注目する理由について説明しました。インドは、主要国の中でも際立ったGDP成長率を誇り、2053年まで続くと予測される人口ボーナス期があります。この期間中は生産年齢人口が全体の約3分の2を占めるため、国内消費の伸びも期待されます。面谷氏は、インド投資におけるイーストスプリング・インベストメンツの独自性—日本初のインド株式公募ファンドの設立など—を踏まえ、強みをアピールしました。

Q&Aセッションの充実



ラウンドテーブルの中盤、メディアから多くの質問が寄せられ、ナイヤール氏と面谷氏はそれに一つ一つ丁寧に答えました。日本の投資家にとってアジア、特にインドへの投資がなぜ意義深いのか、さらには投資の際の注目ポイントについても言及しました。両氏の専門的見解は、参加者にとって非常に貴重な情報源となったことでしょう。

東京・名古屋・大阪での講演



ナイヤール氏はラウンドテーブルの前後にも東京、名古屋、大阪の三都市で「Think Asia. Think Active.」という対面イベントを行い、370人以上の参加者に向け2026年のアジアの展望について講演しました。これにより、インド及びアジア市場の重要性が一層認識されたことでしょう。

まとめ



今回のラウンドテーブルでは、インド株式市場が持つポテンシャルとアジア市場との関連性が多面的に示され、多くの投資家が関心を寄せている理由が明確にされました。今後もこの動向から目が離せません。投資家にとってアクティブな情報収集が求められる中、イーストスプリング・インベストメンツの役割はますます重要になってくるでしょう。


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会社情報

会社名
イーストスプリング・インベストメンツ株式会社
住所
東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内パークビルディング
電話番号

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