井上陽介、初のソロプレイ集『Walking Alone』を6月26日にリリース
日本のジャズ界でトップクラスのベーシストとして知られる井上陽介が、2025年6月26日に自身初のソロアルバム『Walking Alone』を発表することが決まりました。ジャズの名曲からポピュラー音楽の名曲までを収録したこのアルバムは、井上が1本のベースで表現する彼の音楽的ビジョンを存分に楽しむことができる作品です。
ソロプレイ集の魅力
『Walking Alone』は、ジャズのスタンダード楽曲やスティーヴィー・ワンダー、エリック・サティなど、幅広いジャンルをカバーしています。井上のコントラバスから生まれる豊かな音色と多様な表現力は、聴き手を虜にすること間違いありません。収録場所は東京・南青山の岡本太郎アトリエで、井上の音楽的情熱が感じられる特別な空間で制作されています。
収録曲リスト
収録曲には、以下の名曲が含まれます:
1. All Blues
2. Giant Steps
3. Summertime
4. Confirmation
5. Imagine
6. Gymnopedies No.1
7. 無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード
8. I Wish
9. Magic Touch
10. 遠州つばめ返し
11. Softly as in a Morning Sunrise
12. Sunflower
13. Things Ain't What They Used to Be
これらの楽曲は、井上の深い理解と技巧が駆使されており、特に静と動のダイナミズムが見事に表現されています。アルバムを通じて、聴き手はコントラバスの豊かさと深みを堪能することができます。
井上陽介の経歴
井上陽介は1964年に大阪で生まれました。大阪音楽大学で学びながらプロとしてのキャリアをスタートし、その後東京に上京。音楽シーンの第一線で活躍し、ニューヨークでの活動も経て、2004年に日本に戻ってからはさらに多くのトップミュージシャンからの支持を受けてきました。彼は渡辺香津美や大西順子などの著名アーティストに引っ張りだこの状態で、ポップスのフィールドでもSuperflyやJUJUなど多くのアーティストをサポートしています。
彼のリーダーアルバムは1997年の『Speak Up』から2024年の『One Step Beyond』までに及び、コンスタントに質の高い音楽を提供し続けています。2025年の『Walking Alone』は、これまでのキャリアの中でも特に注目される試みとして期待されています。
アルバム『Walking Alone』に寄せて
Days of Delightのファウンダーでプロデューサーの平野暁臣は「井上陽介を純度100%でキャプチャーした作品であり、滋味深い音色と多彩な表現が織り交ぜられた『ベース表現のショーケース』」と語っています。その表現は、聴く者にコントラバスの新たな魅力を届けることでしょう。
アルバム情報
- - レーベル: Days of Delight
- - 型番: DOD-055
- - JAN: 4582530660696
- - 定価: 2500円(税抜)
- - 発売日: 2025年6月26日
井上陽介の卓越した演奏と新しい試みが詰まった『Walking Alone』、ぜひご期待ください。