大久保嘉人が振り返る選手生活と愛車遍歴
1月18日に放送されるBS日テレの『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』では、元日本代表のストライカー大久保嘉人がゲストとして登場します。サッカー界のレジェンド、大久保さんの愛車と人生のストーリーを探る特別な時間が設けられ、彼がどのようにクルマや父親との関係をかみしめているのかを伝えます。
父との思い出に彩られたクルマ選び
大久保さんのサッカー人生は、彼の愛車遍歴に深い影響を与えてきました。アグレッシブなプレースタイルで知られ、Jリーグでは連続得点王の栄誉も得た彼。しかし、クルマ選びには父の影響が強く反映されています。大久保さんは、手にした初代愛車について、「納車1時間でトラブルがあった」と振り返りつつ、その経験を通じて得た教訓や人生観を語ります。「そこから吹っ切れました」と笑顔で語る姿からは、さまざまな苦難を乗り越える力強さが感じ取れます。
4人の息子たちとつながる血の絆
大久保さんは4人の息子を持つ父親でもあり、長男はバルセロナでサッカー留学中。特に印象的なのは、三男も最近スペインに羽ばたいたというエピソードです。父親としての立場から子供たちにアドバイスを試みるも、息子たちからは「お前に言われたくない」と返されることもあるとか。これには、彼自身が持っていた性格の影響が色濃く残っているようです。
彼の父から受けた影響は、勝ち気で闘志を持つ性格へと受け継がれています。番組には、大久保さんの父が所有していた日産ブルーバードも登場し、それにまつわる思い出が語られます。少年時代には、父と共にこの車で反省会をすることが多かったそうで、「負けないこと、やられたらやり返す」という教えが成長の糧になっていたそうです。
W杯出場への夢を育てた父の言葉
2010年、南アフリカでのワールドカップに初出場を果たした大久保さん。その時、彼の中にW杯への夢が芽生えたのは、父親からの一言がきっかけでした。これには「言われてから、僕の夢になった」と、その言葉の力を実感しています。父と息子の絆が、どのように彼のサッカー人生を形作ったのか、そのエピソードは非常に感慨深いものがあります。
愛車から感じる時の流れと変化
また、彼が心から愛してやまない車についても語られます。特に09年に購入したアメリカ車は、「やんちゃなクルマの代表」とも形容されるこの愛車と共に過ごした5年間は、大久保さんにとっての変革の時期だったと言います。その間には様々な転機があり、彼の日常や選手としての成長に大きな影響を与えたようです。
第2の人生への挑戦
選手生活を21年に終えた彼は、次なる目標へと向かっています。J1リーグ史上最多の191ゴールという華々しい成績を残し、スパイクを脱いでからは新たな挑戦へと舵を切りました。彼が描く次の夢は何なのか、それに対する熱意がどのように進化しているのかについても、番組で語られる予定です。
この特別放送は、単にカーライフの話だけでなく、大久保嘉人という人物を深く知るための貴重な機会です。彼の人生と父との絆が描かれるこの番組に、ぜひ注目してみてください。