オマーン・エア、ついにワンワールドに加盟へ
2025年6月30日、オマーン・エアはワンワールドアライアンスに加入します。これにより、オマーン・スルタン国のフラッグキャリアとして、中東地域からは3番目の加盟航空会社となります。この加盟によって、新たな国際旅行の選択肢が拡大し、特に中東湾岸地域におけるネットワークが強化されるのです。
オマーン・エアはマスカット国際空港を拠点に、世界22の国と42の就航地を持っています。これらの就航地には、他のワンワールド加盟航空会社が運営する主要なハブ空港も含まれており、旅客様には利便性が増すことでしょう。来たる7月1日には、ワンワールド加盟航空会社を利用することで、オマーン・エアのネットワークを通じて、中東以外にも欧州やインド、南アジアなどの広範な地域にアクセス可能となります。
オマーン・エアの評判と機材
オマーン・エアが持つ新型のボーイング737-8 MAXや787ドリームライナーは、業界内でも高い評価を得ている燃費効率の良い機種です。また、同航空会社は、快適な機内設備や優れたサービスを提供しており、これまで数々の賞を受賞しています。
特に、長距離便では「ビジネス スタジオ プライベート スイート」という完全個室型のスイートルームも提供。2024年にはAPEXから「Five-Star Major Airline Award」を受賞し、2023年のSKYTRAXでは「Best Airline Staff in the Middle East」に選ばれるなど、その品質は折り紙付きです。これにより、オマーン・エアは国際的な航空業界での存在感を強めています。
JALマイレージバンクとの提携
さらに、オマーン・エアでは日本航空のマイレージプログラム「JALマイレージバンク(JMB)」との提携も行なっています。これにより、JMB会員のお客様はオマーン・エアの便を利用することで、JALのフライトマイルを積算することができます。また、積算したマイルはオマーン・エア便の特典航空券に交換可能です。
加えて、JMBのダイヤモンドやJGCプレミア会員などのステイタス会員は、ラウンジ利用や優先チェックインなど、ワンワールドのエリートステイタスに応じた特別なサービスも受けられます。
今後の展望
ワンワールドアライアンスは、加盟航空会社同士の連携を強化しながら、ネットワークの拡大とサービス向上を目指しています。オマーン・エアの加盟は、特に中東へのアクセスを向上させるだけでなく、国際旅行をさらに便利で快適なものにするでしょう。今後の展開に注目が集まります。