ウフルが推進する保育業務のデジタルトランスフォーメーション
株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇史)は、グローバルキッズCOMPANYグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中正雄一)との協力により、全国168の保育施設における業務の効率化を図りました。これは、現在の保育業界が抱える採用や職員配置の課題に対する、一つの解決策として注目されています。
2030年トリプルトラストへの取り組み
グローバルキッズCOMPANYグループは「2030年トリプルトラスト」というビジョンを掲げています。これは、職員、保護者、子どもたち、そして地域社会から信頼される存在を目指すものです。業務効率化と標準化を通じて、持続可能な保育環境を構築するためのICT戦略を策定し、業界全体の問題に取り組んでいます。
Salesforceによる業務改善
ウフルはこのビジョンの実現に向け、Salesforceを導入し、168の認可保育所における職員配置や選考管理のシステム構築を支援しました。従来の手作業によるデータ管理から脱却し、一元管理を実現。これによって職員の採用プロセスが効率化され、データの入力ミスや情報漏れのリスクを減らすことができました。
業務プロセスの可視化
Salesforceを導入したことで、業務プロセスの可視化が可能となり、コミュニケーションのコストダウンも実現しました。保育士不足が深刻化する中、職業選択の最適化を図ることに成功したのは、今後の保育業務全体の質の向上にもつながると期待されています。
ノーコード・ローコード対応
さらに、ウフルはノーコード・ローコードの特性を活用し、未経験者でもスムーズに操作できる環境を構築しました。これにより内製化への対応も可能になり、自社の人材育成にも寄与しています。
一元化された保護者向けシステム
加えて、Salesforceの拡張性を活かして、各園で異なっていた保護者向けの写真販売システムを一元化しました。これにより、保護者と子どもたち、そして施設のつながりを維持しながら、業務の効率化を進めています。
今後の展望
グローバルキッズCOMPANYグループの人財開発部採用担当の松元氏や情報システム部の宮澤氏は、「初めてのシステム導入には課題がありましたが、業務効率が向上したことで、さらに多くのDXプロジェクトに取り組める基盤が整いました」とコメントしています。将来的にはデータ分析や生成AIの活用を進め、保育DXの推進にも積極的に取り組む方針です。
ウフルの理念
ウフルは「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」を理念に掲げています。今後もデジタル技術を駆使して企業や社会の課題解決に努め、持続可能な社会の実現を加速させていくことでしょう。これからの保育業界のイノベーションに期待が高まります。