資産運用調査
2025-01-10 15:51:49

2025年の資産運用に対する期待と不安を探る調査結果

2025年の資産運用に対する期待と不安を探る調査結果



株式会社ZUUが運営する経済金融メディア『ZUU online』は、2025年の資産運用に関する読者調査を実施しました。調査は2024年12月24日から2025年1月16日の間に行われ、国内の読者から85件の回答が集まりました。今回の調査を通じて、参加者の経済に対する見方、投資に関する意向や物価に対する不安が明らかになりました。

調査結果の概要



調査によれば、現在の運用額が5000万円未満の回答者が62.3%と過半数を占め、一方で5000万円以上の運用者も37.7%いることが明らかに。2024年には約半数が運用成果として10%以上の利益を上げたと報告しており、中には30%以上の利益を上げたという方も8.2%存在しました。この結果は、過去一年間の市場推移が参加者にとって有意義であったことを示しています。

2024年の漢字が「金」であることを受け、参加者はこの言葉を「インフレ高騰」「新NISA」と「パリ五輪での金メダル獲得」と連想しています。実際、2024年の重要なニュースには、アメリカのトランプ大統領再選や円安の継続、そして日銀のマイナス金利政策の解除があげられ、多くの参加者が「様子見」の姿勢を示しています。

物価水準への不安



現在の物価水準については、約46%の回答者が「少し高いと感じている」と述べており、賃上げが進まない現状に厳しい意見が多く寄せられました。また、2025年の物価水準については53%が「今より少し高くなる」と予想し、39%が「今よりさらに高くなる」と考えています。

投資方針の二極化



2025年の資産運用方針に関しては、53%が「投資を強化したい」と回答し、一方で42%は現状維持の意向を示しました。経済動向が不透明な中、多様な意見が寄せられています。特に取り込みたい投資商品には、日本株式や米国株式、インフレに対応できる金や銀、プラチナなどに高い関心が寄せられています。

織り成す未来の投資環境



2025年3月の株価に関する予想では、最も多かった回答が4.1万円から4.3万円。次いで現在の水準である3.9万円から4.1万円と考える人が多く、ほぼ半数がこの範囲に収束しています。また、政策金利に関しては、0.5%の利上げを予想する意見が52%を占めており、現在の金利維持と考える人が37%となっています。

最後に



株式会社ZUUは、今後の経済動向を踏まえた情報提供を通じて、投資家の意思決定をサポートすることを目指しています。今回の調査結果は、投資に対する意識の変化を浮き彫りにし、多くの人々が資産形成に向けた方策を真剣に考えていることを示しています。これからのやや不確実な経済情勢において、何を選択するかは私たち一人ひとりに委ねられています。


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会社情報

会社名
株式会社ZUU
住所
東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー9F
電話番号

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