防災・復興人材育成
2025-09-03 13:06:28

金沢大学が新たに始めた防災・復興人材特別プログラムの詳細

金沢大学の防災・復興人材特別プログラム



金沢大学は2023年度に「防災・復興人材特別プログラム」を新たに設立し、9月から新しい科目を開講しました。このプログラムは、自然災害への対応だけでなく、その後の復旧や復興に必要な知識もカバーすることを目的としています。特に、受講者は「防災士」資格の受験資格を得ることができ、地元や日本全国での防災活動に貢献できる人材としての基盤を築くことが期待されています。

新規科目「防災・復興学入門」



この新しく開設された科目には、「防災・復興学入門A」と「防災・復興学入門B」の2つが含まれており、集中的な4日間の講義で行われます。講義は金沢大学の学内教員と実務経験の豊富な専門家によって行われ、参加者はグループワークを通じてチームでの問題解決能力を養います。また、実際の自然災害現場に即した知識を身につけることで、災害発生時のリーダーシップを発揮できるようにします。

9月2日には、「防災・復興学入門B」において実技講習が実施され、参加者は傷病者の観察法や一次救命処置など、救急法の基礎を学びました。これにより、参加者は理論だけでなく、実践的なスキルも得ることができました。

防災・復興に向けた重要性



このプログラムの開設は、2023年1月に発生した能登半島地震を受けたもので、専門知識を駆使して被災地を支援する人材の育成が急務とされています。金沢大学は、科学的や倫理的な力を持って地域復旧や社会の防災・減災に貢献できる高度な人材の育成を目指しています。

対象者とプログラムの構成



この教育プログラムは、学士課程、修士課程、及び博士前期課程の全学生を対象としており、高校生も履修可能です。「防災・復興学入門A」を履修することでKUGS特別入試の出願資格が得られます。

科目は、共通教育科目と専門教育科目で構成されており、受講者は特定の修了要件を満たした場合、修了証を取得することができます。このように、金沢大学は防災・復興に特化した教育を通じて、学生に実践的な知識と能力を提供し、未来の防災士としての役割を果たせるように支援しています。

公式情報



詳しい情報やスケジュールは、金沢大学の公式ウェブサイトや、防災・復興人材特別プログラムの専用サイトでご覧になれます。



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