ランスタッド斎藤潤子氏、イノベーター賞受賞
総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社のコミュニケーション室長、斎藤潤子氏が、MCEI東京支部主催の「第4回イノベーターズ・オブ・ザ・イヤー(I.O.Y.)」を受賞しました。この名誉ある賞は、社会の課題解決に向けた取り組みやイノベーションに貢献した人材を称えるものです。
受賞式は、2026年6月22日に行われた「MCEI提言2026」の中で開催され、斎藤氏は「EVPが拓くマーケティングの新たな地平」と題して基調講演を行いました。その内容は、今後のマーケティング戦略や企業の働き方における重要な指針を示すもので、多くの注目を集めました。
受賞理由と新しいマーケティングの可能性
斎藤氏の受賞理由は、「ウェルビーイング×マーケティング」という新たな視点を提供し、MCEI会員にマーケティングの新たな可能性を示したことでした。彼女は、定例研究会や新しい分科会の立ち上げを通じて、会員に革新的な認識を広め、実践できる機会を提供しました。
講演の中で、斎藤氏はマーケティングの基本に立ち返り、「顧客理解」と「価値創出」を強調しました。そして、従業員価値提案(EVP)を基盤とするウェルビーイングマーケティングの重要性を語りました。彼女は、従業員を理解することが真の価値創出の出発点であるとし、企業の生き方そのものがブランド資産になる時代にシフトする様子を描きました。
ランスタッドの取り組みについて
ランスタッドは、EVPを高めるために、さまざまな施策を推進しています。例えば、女性管理職比率の向上や、開かれた企業文化の醸成を目指したタウンホールミーティングの実施、さらにはスーパーフレックスやジョブ型雇用などの柔軟な働き方を導入しています。これらの取り組みは、組織全体の生産性の向上と研究開発に貢献しています。
労働市場の最新レポートに基づく洞察
斎藤氏の講演では、ランスタッドが発行する最新の労働市場調査レポートに関する情報も提供されました。「ランスタッド エンプロイヤーブランドリサーチ2026 日本版」では、長年にわたって離職理由の1位であった「不十分な報酬」を抜き、最近では「ワークライフバランスの改善」がトップに立ちました。
調査によると、日本の働き手は、休暇や心身の回復を重要視し、快適な職場環境の整備を求めています。さらに、直属のマネージャーとの関係構築は42%にとどまり、これは世界平均の72%に比べると低い数字です。これに対して、斎藤氏は五世代でのコラボレーションがリーダーシップやチームワークにおいて重要であることを強調しました。
今後もランスタッドは、働く人々のインサイトを深く理解し、EVPの向上とウェルビーイングの推進を通じて、社会に貢献し続ける所存です。さらなる詳細については、ランスタッドの関連リンクより最新レポートをダウンロードできます。
ランスタッドの会社概況
ランスタッドは1960年にオランダで設立され、現在では39の国と地域に広がる人材サービスのリーダー企業です。約38,480人の従業員がいて、2025年度には4兆2,537億円の売上を記録する見通しです。ランスタッドのビジョンは、「世界で最も公平で専門性を持つ人材サービス会社」になることであり、急速に変化する労働市場を支えるため継続的に努力しています。これは、全てのバックグラウンドを持つ働き手に公平な機会を提供し、価値ある存在であり続けるための支援となります。