酒店ニューオータニ東京でのEV充電の新時代、HFR1-120B10が導入！

東京の新しいEV充電の形、HFR1-120B10の導入

2022年11月1日、東京の名門「ホテルニューオータニ」に最先端のEV用急速充電器「HFR1-120B10」が国内初導入されました。この新たなサービスは、ホテルの駐車場を利用するお客さま向けに提供され、電気自動車（EV）ユーザーに新時代の利便性をもたらすものです。

HFR1-120B10は、1台の充電器で2台のEVを同時に充電できるマルチアウトレットに対応しており、回転効率を最大化するための「パワーシェアリング機能」が特徴です。この機能は、充電器がEVの充電状況を自動で判断し、電力を最適に分配するため、ユーザーが充電を待つ時間を大幅に短縮します。

充電効率の向上と操作性の改善

この充電器は、最大で120kWの出力を持ち、1台で90kWの出力にも対応可能であるため、迅速な充電が実現できます。加えて、「ブーストモード」を搭載しており、従来の50kW出力の急速充電器と比べて38平方ミリメートルの軽量なケーブルを使用しています。これにより、約55％の軽量化を達成し、ユーザーは簡単にケーブルを操作できます。また、ケーブルを吊り上げて支える「ケーブルマネジメント」は、取り回しのしやすさをさらに向上させています。

HFR1-120B10はCHAdeMO規格に対応しており、国内外のさまざまなEVやプラグインハイブリッド車（PHV）に適応可能です。逆に、故障が発生した場合でも出力を低減し、充電を続けることができるため、非常に安心して利用できます。加えて、複数の課金サービスにも対応しており、利便性が高くなっています。

東光高岳のビジョン

東光高岳は、充電インフラの利用者と設置者の両方に寄り添うことを目指し、「Charging on your side」という理念の下、事業を展開しています。今後も、EV充電インフラの普及を進め、カーボンニュートラルを実現するための社会課題の解決に貢献するべく、積極的に活動していくものと期待されます。

このように、ホテルニューオータニの導入したHFR1-120B10は、EVユーザーにとっての新たな快適さを提供するだけでなく、電気自動車の可能性を広げるものです。これにより、持続可能な未来に向けた一歩がさらに進むことでしょう。