アクトレシピ、freee人事労務とのAPI連携を開始
アクトレシピ株式会社(本社:東京都港区)は、エンタープライズiPaaS「ActRecipe」がフリー株式会社が提供する労務管理システム「freee人事労務」とAPI連携を開始したことを発表しました。この連携により、企業の人事労務業務の効率化が期待されています。
ActRecipeの概要
ActRecipeは、SaaS同士を実に効果的に連携し、業務の自動化を支援するサービスです。特に大企業からのサポートを受けており、従来のデータ連携ツールとは異なり、業務に特化した「レシピ」と呼ばれるマイクロSaaSを提供しています。このシステムは、専門的な知識を持たないユーザーでも扱えるノーコード形式になっており、導入の敷居が非常に低いのが特徴です。
2025年2月からは、ヘッドレスSaaSとしての従業員督促機能を導入予定で、従業員の情報や期日に基づいて必要なアクションを自動で通知する仕組みを提供します。この新機能により、HR系SaaSから取り入れたデータを基に適切な督促を行うことが可能になります。
API連携による自動化のメリット
「freee人事労務」とのAPI連携により、データの取得から通知までを自動化することが実現します。これにより、人事労務担当者は煩雑な手動でのデータ編集やアップロードを行う必要がなくなり、セキュアにタスクを管理できます。結果として、担当者の業務負担を大きく軽減しながら、スムーズな業務運営を支援します。
特に、今回導入された「freee人事労務 – 従業員督促」レシピは、各ユーザーが無料で即日利用可能です。これにより、多くの企業が容易にその効果を実感できる機会が提供されます。利用方法については、登録サイトを通じて詳しく案内されています。
ActRecipeの設定と運用
ActRecipeは、様々な業種で卓越した業務を自動化するためのプラットフォームサービスです。2019年のローンチ以来、大手企業を中心に広がりを見せており、企業のニーズに応じたユースケースに基づき、利用方法をパッケージングした「レシピ」も用意されています。これにより、企業は手軽に最新の管理ソリューションを導入することができます。
また、アクトレシピは、変化の激しいビジネスシーンにおいても、高い柔軟性を持つコンポーザブル・アーキテクチャを推奨しており、部分最適から全体最適をめざしたサービスを提供しています。これは持続可能なシステム環境を築くためにも非常に重要な要素です。
アクトレシピ株式会社の背景
アクトレシピ株式会社は、企業の生産性向上をミッションに掲げ、その業務を支援するための様々なITソリューションを展開しています。具体的には、日々拡大中のSaaSやFinTechサービスを活用し、業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
代表取締役CEOの池上大介氏は、「Create time through innovation」という理念のもと、イノベーションを通じて企業の成長支援を目指しています。アクトレシピは、今後も新たな技術を駆使し、さらなるビジネスの加速を目指します。
さらに詳細な情報は、
ActRecipeの公式サイトをご覧ください。