歯磨きの新常識
2024-07-23 09:34:48

実は誤解だらけ!歯磨き時の歯ブラシの使い方について

歯ブラシを濡らす習慣は間違いだった?



最近行った調査によると、なんと68.1%の人が歯ブラシを水で濡らしてから使用していることがわかりました。しかし、実はこの習慣は歯磨きの効果を低下させる原因となっている可能性があるのです。この調査は、全国の10代から40代の男女304名を対象に実施され、約7割が誤った使い方をしていることが明らかになりました。

なぜ濡らさない方が良いのか?



1. 歯磨き粉の効果が発揮されない


歯ブラシを濡らすと、歯磨き粉が良く泡立ちます。泡立ちが良いことは一見良いことのように思えますが、実際には短時間で磨き終えてしまう人が多くなります。泡立ちによって、歯磨き粉に含まれる有効成分が口内全体に行き渡りにくくなり、磨き残しが多くなります。

2. フッ素の効果が薄れる


フッ素は、歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の活動を抑える重要な成分ですが、水で流してしまうことによってその効果が薄れてしまいます。乾いた状態で歯磨き粉を使用することで、フッ素の効果を最大限に引き出すことができるのです。

歯磨きの正しい手順



a. 濡らさない


まずは歯ブラシを水で濡らさず、乾いた状態で使用します。これにより、歯磨き粉の有効成分をしっかりと歯に行き渡らせることができます。

b. 軽く持つ


歯ブラシは、鉛筆を持つように軽く持ち、小刻みに動かしながら丁寧に磨きます。力を入れすぎると、歯や歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあります。

c. すすぎは少なめで


歯磨き後はすすぎすぎないことがポイントです。軽く1回すすぐだけで十分です。そして、フッ素の効果を最大限に引き出すために、その後30分間は飲食を控えましょう。

正しい習慣を身に付けよう



この調査を通じて、歯ブラシを濡らして使う習慣が多くの人に広がっていることがわかりました。ですが、正しい方法を実践することで、より健康な歯を保つことが可能です。今日からぜひこの新常識を実践してみてください。健康な歯を手に入れるための第一歩です!


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