スタートアップがM&Aの買い手としての戦略を学ぶ新しい潮流
2026年2月5日、東京の千代田区にあるSAAI Wonder Working Communityで、株式会社ゼロワンブースターキャピタルが主催する「AcquireX Kickoff」イベントが開催されました。参加者はスタートアップの経営者や起業家たちで、M&Aの新たな潮流や戦略について学びました。
近年、スタートアップにとってM&Aは単なる「売却」の手法に留まらず、積極的に成長を促進する手段として位置付けられています。このイベントでは、スタートアップが買い手という立場でM&Aを行う意義や方法について、実際の経験を持つパネリストたちが意見を交わし、実践的なアドバイスを行いました。
パネリストの紹介
イベントには、3名のパネリストが参加しました。彼らはそれぞれ、M&Aの現場での経験を基に独自の視点を提供しました。
茅 子桐 / Mao Zitong
株式会社ウタイテの取締役CFOで、中国から日本に来た経歴を持つ彼女は、ソフトバンクでの事業開発や投資経験をもとに、スタートアップのM&Aにおける戦略的な視点を語りました。彼女は、日本における外国人起業家の視点から、独自の意見を共有しました。
舩津 朗 / Akira Funatsu
ストライクイノベーション支援室のアドバイザーである舩津氏は、イノベーションを促進するためのM&Aの重要性について述べました。パネルディスカッションでは、スタートアップとビジネス企業の間での協力の可能性が議論され、オープンイノベーションの重要性が強調されました。
立山 冬樹 / Fuyuki Tachiyama
01Booster Capitalのジェネラルパートナーとして活躍し、M&Aの実務に精通した立山氏は、成功事例を交えながら、実践的なM&A戦略について語りました。彼の専門知識は、参加者にとって非常に有益なものでした。
イベントのハイライト
今回のイベントでは、20名ほどの参加者が集まり、パネルディスカッションを通じてM&Aの実施や戦略構築についての知見を深めました。特に、「買い手としてのM&A」の意味や、それが自社の成長にどのように寄与するかに焦点が当てられました。また、各パネリストからの具体的な実践例により、参加者は興味深い話が聞けました。
AcquireXプログラムは、東京都が実施するスタートアップ支援の一環として位置付けられており、参加企業には無料でM&A支援が提供されます。これはスタートアップの成長戦略を多様化させる重要なステップです。
AcquireXプログラムの概要
「AcquireX(アクワイアエックス)」は、スタートアップが買い手としてM&Aに取り組むことを支援するプログラムです。このプログラムの主な目的は、参加者が飛躍的にスケールアップすることであり、実際のM&Aを通じて自社の成長を加速させることです。このプログラムは無料で参加できるため、興味がある企業は公式サイトから申込が可能です。
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参加申込フォーム
今回のイベントは、スタートアップがM&Aの「買い手」としての立場を理解し、それを戦略的に活用する新たな潮流を感じさせるものでした。参加者たちは、得た知識やネットワークをもとに、今後のビジネスに活かしていくことでしょう。