海外派遣留学者数ランキング 2025
ポップコーン株式会社が2025年8月5日に発表した『大学パワーランキング』によると、日本国内の大学における海外派遣留学者数の急増が注目されています。このランキングは、JASSOの調査に基づき、2023年度に海外へ留学を始めた日本人学生の数を集計したものです。
調査の概要
今回の調査は、国内の主要大学10校を対象とし、2023年4月から2024年3月までに海外留学を開始した学部生と大学院生の数をカウントしました。調査に含まれるプログラムは、交換留学や短期語学研修、ダブルディグリーなど、大学が公式に「留学」と認める活動全般です。日本国内の大学が、どのような国際的な教育力を持つのかを明らかにするため、様々な特色や奨学金制度も考慮されています。
出典となる資料は、大学の公式情報、政府の発表、学術文献などから収集され、デスクトップリサーチの手法で分析が行われました。調査期間は2025年4月から7月の間です。
ランキングの結果
発表されたランキングによると、2023年度に海外留学を開始した日本人学生数は約8.9万人となり、コロナ禍直後の約60倍にまで回復しました。
1位となったのは
立命館大学で、69カ国に474の協定校を持ち、10億円規模の給付奨学金を基に「全員留学」を実現しています。
2位には
関西学院大学が入り、59カ国に310の協定校を展開。また、「Study Abroad for All」を掲げ、2,081人の留学生を派遣しました。
3位には
早稲田大学が名を連ね、800校以上の協定校を基盤にしつつ、AI英語チューターなど多様なプログラムを提供し、1,986人を海外に送り出しています。
4位以下には、東京大学、千葉大学、京都大学、明治大学、同志社大学、東洋大学、上智大学が続き、各大学ならではの研究志向の派遣やハイブリッド型短期研修、オンライン支援など、多彩な取り組みが見られます。
今後の展望
ポップコーン株式会社では、今後も独自のデータに基づいた学術・教育分野の調査を続け、日本の国際教育力を可視化し発信していく予定です。これにより、教育分野の研究機関や企業にとって、役立つ情報を提供し続けることを目指しています。
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本リリースの内容を引用する際には、ポップコーン株式会社のクレジットとともに、以下のリンクを設置してください。のクレジットは、ポップコーン株式会社/大学パワーランキングのリンク(
https://powerranking.jp/domestic-university-studyabroad/)です。
大学パワーランキングとは?
「大学パワーランキング」は、研究機関や教育業界において、広く利用される調査として信頼されています。公開情報と独自リサーチを組み合わせ、海外留学者数や国際共同研究実績など、多様なデータを分析することで、地域の教育機関の力をリアルタイムで可視化しています。
会社概要
ポップコーン株式会社は、東京都渋谷区に本社を構え、2018年に設立されました。主に電話占いやリード獲得に関する情報を提供しており、教育分野でも真剣に取り組んでいます。