ウクライナワイン上陸
2023-02-17 11:53:39
ウクライナワインが日本初上陸!伝統的な製法で生まれた特別な一杯
ウクライナワイン、日本初上陸
2024年2月15日、ウクライナワインが日本での販売を開始します。これを祝うべく、特別なワインが14,000kmもの長旅を経て到着しました。このワインは、黒海やカルパチア山脈の恵みを受けた土地で育ったブドウから作られており、ミネラルが感じられるほのかな塩味と豊かな花の香りが特徴です。
ウクライナワインの歴史と評価
ウクライナのワイン作りは11世紀から続いており、伝統あるワイン産地として世界中で知られています。特に、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアへ進出しており、その品質の高さや味わいは多くのワインフォーラムやソムリエからも評価を受けています。しかし、日本におけるウクライナワインの流通量は非常に少なく、現在唯一の輸入販売店があるのみです。
今回の日本上陸に際しては、ウクライナ北西部のザカルパッチャよりワインを集め、ポーランド経由で日本へと運ばれました。この輸送は、ウクライナでの長期的な侵攻が影響し、オデーサ港からの従来のルートが塞がれていたため、安全を最優先にした結果です。約930kmの陸路を得て、ポーランドのグダニスクから出航した船便で、日本の横浜港に到達しました。こうした遠回りながらも確実なルートで、約半年ぶりにウクライナワインが入荷されたことは喜ばしいニュースです。
多彩なワインがラインナップ
今回輸入されたのは、日本初上陸を含む8種類のウクライナワインです。その中でも特に注目されるのが、ベイクシュワイナリーの「シャルドネリザーブ」と「アルビナ」です。この2つは、「デキャンタワールドワイン2022」でそれぞれ金賞と銀賞を受賞しており、各国のワイン愛好家から注目されています。
ベイクシュワイナリーについて
ウクライナのミコライウ州にあるベイクシュワイナリーは、わずか11ヘクタールの小規模な畑から生まれたワインです。選別から瓶詰めに至るまで全て手作業で行われており、丁寧に育て上げられたワインは、国内外で評価されています。この小規模生産ながら、国際的なコンペティションで賞を受賞する実力を持っています。
シャルドネリザーブ
金賞を受賞した「シャルドネリザーブ」は、白桃やバニラ、バターの濃厚な風味と、ほのかなナッツの香りが特徴です。クリーミーで滑らかな舌触りを楽しむことができ、料理との相性も抜群です。特に、サーモンのグリルやブリーチーズ、黒オリーブといった食材と合わせることで、その魅力が引き立ちます。
アルビナ
銀賞を受賞した「アルビナ」は、パイナップルやハチミツが入ったカモミールティーの香りに、白コショウのアクセントが効いたオレンジワインです。これもまた、クリエイティブな料理と相性が良く、サーモングリルやチーズフォンデュなどと楽しむことができます。
結語
ウクライナワインの日本上陸は、ただの輸入にとどまらず、長きにわたる伝統と情熱が詰まった特別なものです。この機会に、ウクライナワインの豊かな味わいと魅力をぜひ体感してみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社弥栄
- 住所
- 神奈川県横浜市中区海岸通3-12-1ミナトイセビル306
- 電話番号
-
045-307-6221