FOOMAでの視触覚ロボット
2025-06-09 08:21:55

FOOMA JAPAN 2025で示す未来の食品工場、FingerVisionの視触覚ロボット

FOOMA JAPAN 2025で注目のFingerVisionブース



2025年の国際的な技術見本市、FOOMA JAPANで展示されるFingerVisionのブースが話題を呼んでいます。 FingerVisionは、大学発の技術を駆使した「視触覚ロボット」を披露し、業界内外の多くの関心を集めています。特に、CES2025 (Consumer Electronics Show)で受賞した技術が、食品工場の作業環境をどのように変革するのかが注目されています。

フライ投入ロボットの実力



食品業界では、フライ食品を一定の品質で調理することが求められますが、特に高温・多湿な環境下で人が長時間作業するのは非常に困難です。FingerVisionが展示するフライ投入ロボットは、この課題を解決するために設計されています。連続式フライヤーに対して、魚フライや唐揚げ、コロッケなど様々な食材を一貫して投入できる能力を持っており、視触覚機能を搭載したロボットハンドによって、異なる形状や大きさの具材にも柔軟に対応できます。これにより人間の作業負担を軽減し、一定の品質で食品を提供できる環境を作ります。

RaaSプランで自動化を更に身近に



さらに注目すべきは、今日の経済状況を考慮した新しい料金プラン「RaaS(Robot as a Service)」です。このプランは、初期費用なしで月額25万円から手軽に導入でき、実際の生産に応じた支払が可能です。これにより、中小規模の事業者でも自動化に挑戦する余地が広がります。RaaSプランは、食品盛付ロボットや他の自動化システムにも適用でき、特に多品種食材に対応したロボットが好評です。テクノロジーが食品業界でどのように活用されるのか、展示会では詳しい説明が行われます。

展示およびセミナー情報



FingerVisionのロボットについての詳細は、FOOMA JAPAN 2025で実際に見ることができます。展示は東京ビッグサイトのブース7J-09にて行われ、2025年6月10日から13日まで開催されます。また、6月11日には「触覚ロボットで食材100種類への対応が現実に!」というタイトルのセミナーも予定されており、参加は無料です。興味のある方は、是非とも事前に申し込みを行い、最前線の技術に触れてみてください。

FingerVisionの基盤



FingerVisionは、2021年に設立された会社で、東京都江東区を拠点にしています。代表取締役の濃野友紀氏は、科学技術が持つ可能性を信じ、ロボット技術を通じて社会の様々な課題を解決しようと取り組んでいます。特に注目されるのは、視覚と触覚を融合した「視触覚センサ」で、これによりロボットが物体をより自然に扱うことが可能になるとのこと。普段の生活で目にする食品プロセスにおいて、具体的な応用が期待されます。

会社情報



FingerVisionの最新技術が食品業界にもたらす未来を、FOOMA JAPAN 2025でぜひご確認ください。


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会社情報

会社名
株式会社FingerVision
住所
東京都江東区東陽二丁目4番14号 三井ウッディビル1階
電話番号

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