給与アップ研究所とA&Sフィナンシャルアドバイザリーの提携
企業背景と提携の概要
株式会社給与アップ研究所(本社:東京都千代田区)は、業務効率化を目的としたサービス「ジョブオペ®︎」を提供しており、最近、A&Sフィナンシャルアドバイザリー株式会社(本社:東京都港区)と業務提携を結びました。この協力は、特に中小企業におけるハラスメントリスクや社員エンゲージメントの問題解決に向けた新たな取り組みです。
新型コロナウイルスの影響や生成AIの普及により、企業の働き方や組織の運営には大きな変革が求められています。その中で、小規模・中堅企業では人材の定着や社員のモチベーション向上といった問題が顕在化しています。この業務提携は、両社の強みを結集し、企業が抱える人事課題に対して実効性のある解決策を提供することを狙いとしています。
提携の具体的な内容
提携内容は多岐に渡ります。まず、給与アップ研究所の「ジョブオペ®︎」が提供する業務整理や従業員評価プロセスの内製化に必要なノウハウの提供が行われます。また、A&Sフィナンシャルアドバイザリーが運営する「Staff Note」を通じて、ハラスメントリスクの早期検知とエンゲージメントの可視化を実現します。
さらに、両者のサービスを組み合わせることで、中小企業向けの人事評価とエンゲージメント向上に特化したソリューションが共同で展開される予定です。今後は共催セミナーやホワイトペーパーの発行を通じて、企業向けの啓発活動が行われます。
提携による期待される効果
この提携によって期待される効果としては、次のような点が挙げられます。
- - 社員のエンゲージメント向上: 業務内容が明確化されることで、社員の働きやすさが増します。
- - 離職防止による定着率の向上: 良好な職場環境が醸成され、社員の定着が促進されます。
- - 組織の心理的安全性が向上: ハラスメントリスクに対する対策が強化され、社員が安心して働ける環境が得られます。
- - 業務効率化と評価制度の定着: 業務の可視化が進み、企業全体の効率性が向上します。
各社の代表者からのコメント
今回の提携に関して、株式会社給与アップ研究所の代表取締役、高橋恭介氏は、「営業DX化を通じて企業の生産性を高める『ジョブオペ®︎』と、エンゲージメントや職場環境改善を支援する『スタッフノート』が連携することで、企業の経営と人材の両面からの支援が可能になる」と語っています。
また、A&Sフィナンシャルアドバイザリーの八木裕男氏は、「『Staff Note』を通じてリスクを見える化し、健全で持続可能な職場環境を提供することで、企業の人材定着に貢献する」と強調しました。
今後の展開
この提携に基づいた活動として、2025年5月14日には株式会社給与アップ研究所、A&Sフィナンシャルアドバイザリー、そしてセブンセンスマーケティングが共同でセミナーを開催する予定です。詳細は以下の通りです。
- - 日程: 2025年5月14日(水)14:00〜15:00
- - 場所: Zoomオンライン
- - 参加費: 無料(途中参加も可能)
- - 申し込み先: こちらからご登録ください
この提携を通じて、企業は今後ますます多様化する人事の課題に対してより効果的な解決策を手に入れられることでしょう。