新サービスMoover登場
2019-07-08 09:00:20
賃貸物件とデザイナーズ家具が自由に組み合わさる新サービスMooverの登場
新しい賃貸サービス『Moover』が日本に登場
賃貸物件を選ぶ際、家具の選択肢が限られていたり、引っ越し時に家具を処分する必要があったりと、煩わしさがついて回ることが多い。しかし、最近誕生した『Moover』がこの常識を覆す。これは、物件と家具の組み合わせが自由で、しかも家賃への上乗せがないデザイナーズ家具付き賃貸サービスだ。
日本の賃貸市場の現状
都市部では多くの賃貸物件が家具付きとされているが、日本ではそれが一般的ではない。引っ越しの際に家具を持ち運ぶことや、不要になった家具を捨てるために生じるコストは計り知れない。特に、日本における賃貸住宅の平均在住年数が2〜4年であることを考えると、家具と不動産が分離している現状がいかに非効率かがわかる。
ここ数年、日本国内でも家具付き賃貸物件が増えてきてはいるが、従来のサービスでは、安価で汎用的な家具ばかりが揃えられた画一的な空間が多かった。さらに、毎月の家賃に家具代がプラスされるため、経済的な負担も増す。そこで、今注目されているのが『Moover』なのだ。
Mooverのサービス内容
『Moover』は、どんな賃貸物件にも対応可能で、入居時に賃貸仲介手数料を支払い、家具代金のデポジットを預けることで、プロがコーディネートしたデザイン家具を退去日まで無料で利用できるという画期的なシステムを採用している。これにより、毎月の賃貸費用は発生するが、家具そのものに対する月額費用は不要となる。
入居者は、豪華なインテリアに囲まれた生活を享受し、退去時には家具を返却するだけでデポジットが全額戻る仕組みになっている。従来かかっていた家具の廃棄コストを考慮すると、非常に合理的なサービスと言えるだろう。
サービス開始の背景
このサービスを考案したのは、株式会社bydesignの代表取締役である音田康一郎氏。音田氏自身の過去の引っ越しの経験から、「家具と不動産を一体と考える必要がある」との思いから『Moover』が生まれた。彼は、家具が動くのではなく人が動く新たな住まいの形を提案し、顧客一人ひとりが素敵な空間にアクセスしやすくなる社会の実現を目指している。
代表的な機能とサービス
1. 自由なデザイン: 入居者は、自分の好みに応じて家具を選べる。これにより、空間が画一的ではなく、個々のライフスタイルに合わせた設計が可能になる。
2. 経済的な負担が軽減: 家賃に上乗せなしで高級なデザイナーズ家具が利用できるため、従来の賃貸物件に比べてコストパフォーマンスが向上。
3. 入居がスムーズ: 賃貸仲介手数料とデポジットがあればすぐに高級感あふれる異空間を体験できる。
4. 退去時の簡素化: 家具を返却すればデポジットが戻り、余計な廃棄費用がかからないため、引っ越しがスムーズに行える。
まとめ
日本初の『Moover』では、これからの賃貸ライフが変わる。高級デザイン家具とともに、自分の生活スタイルに合った空間での生活を手に入れられるチャンスが広がっている。家賃への上乗せがない点も魅力で、多くの人々がこの新しい賃貸スタイルを選ぶ日は近いだろう。
会社情報
- 会社名
-
ルームクリップ株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目28番1号佳秀ビル2階
- 電話番号
-