スーダン・北ダルフールの人道危機に緊急支援を
国際NGOプラン・インターナショナルが、2025年10月以降のスーダン・北ダルフール州エル・ファシールの人道状況の悪化に対し、強い懸念を表明しています。北ダルフールは、長期間の軍事衝突と包囲により、過酷な現実に直面しており、民間人、特に子どもたちが甚大な危険にさらされています。
深刻化する現状
エル・ファシールでは、18ヶ月の包囲が続いた後、即応支援部隊(RSF)が11月に制圧を宣言し、スーダン軍(SAF)が撤退しました。この変化を契機に、民間人や人道支援者が巻き込まれる多数の攻撃や処刑が報告されており、国連の発表によると、州内で既に1,850人以上の民間人が命を落としています。この数には、エル・ファシール自身で、1,350人が含まれている状況です。人道的停戦の合意が発表されたものの、情勢は依然として不安定で、何が起こるか予測ができない状況です。
このような人道危機から、特に困難に直面するのが、子ども、女性、障害者です。プラン・インターナショナルは、彼らを守るために緊急支援を強化し、寄付の募集を開始しました。
支援活動の内容
プラン・インターナショナルでは、以下の緊急支援活動を実施しています:
- - 緊急食料や水の配布
- - 女の子向けの尊厳キット配布
- - 毛布や衛生キットの配布
- - 家族とはぐれた子どもたちの保護
- - 性暴力の被害者への支援
- - 「子どもひろば」の設置(安全な遊び場を提供し、心のケアを実施)
現地で避難民の支援にあたる職員は、エル・ファシールからタウィラへの避難が非常に困難であり、到着する避難民は栄養不足や負傷、心理的な傷を抱えていると報告しています。特に男性や男の子にとっては、拘束や処刑の危険が高く、目撃しているスタッフの中には家族を失った人もいます。
寄付の募集に関して
プラン・インターナショナルでは、支援活動をこの危機に対応できるよう、緊急の資金を求めています。寄付の募集は、2025年11月12日から2026年4月30日まで行われています。寄付は、ウェブサイトを通じてのオンライン決済、専用の払込用紙、銀行振込など複数の方法で行えます。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
まとめ
スーダン・北ダルフールでの人道危機は深刻を極めています。プラン・インターナショナルは、危機に直面している人々を助けるために、寄付とともに支援を強化していく考えです。誰もが安全で尊厳を持って暮らせるために、共に手を差し伸べることが必要です。プラン・インターナショナルは、困難な状況を共に乗り越え、未来に向けて希望をもたらす活動を続けます。